私の音楽人生が変わったと言ってもよいくらい先生たちとの出会いは最高の経験でした。

2011~2013 国防部の交響楽団(兵役)

現在はフランス留学の為にフランス語を頑張っています。その他にも洗足で4年間学んだ事を自分のブログに整理する作業もしています。

2015年のある日、ネットでレッスン先生のmaikoさんの演奏をみました。その演奏があんまりにも良かったので、私はこの人にジャズを学びたいと思いました。それで下手な日本語で「貴方にジャズバイオリンを学びたいです。」とメールを送ったら、返事がきてmaikoさんが洗足学園音楽大学にいるのを分かりました。それで洗足に行きたいと思って留学準備をしました。

私が洗足を選んでよかったと思う理由の一つが素晴らしい先生達です。洗足の4年間私は沢山の先生から影響を受けました。maiko先生、蟻正先生、原先生、小林先生、、、　私の音楽の人生が変わったと言っても良いくらい先生達との出会いは最高の経験でした。これからも先生達から教えてもらった事を大事にしながら、自分も他人に影響を与えられる人になりたいです。

大学4年生の時に人生初めての、自分のライブをしました。今まで他の人をライブには沢山参加しましたが、最初から最後まで自分で企画したライブはその時が初めてでした。準備するのに結構苦労はしましたが、ライブが終わった後お客様から言われた「良かったです！」一言が未だに忘れられません。

個人的には学生同士に情報が交換できるネット上の掲示板などがあると良いかなと思います。もちろん洗足にはポータルと言う物がありますが、そこに学生が自分の意見を言うには難しいシステムになっていると思います。掲示板ではなくても、学生がもっと意見を言ったり、情報交換ができる何かがあると良いかなと思いました。

私は留学準備はほとんど自分でしました。理由はお金を節約する為でしたが、その分結構苦労もしました。特にビザを準備する過程は本当に大変でした。それと、当時漢字を読めなかったので、日本語専門家にお金を払ってみてもらいました記憶があります。

2015年頃の私はバイオリンでジャズを学びたかったです。しかしその当時の韓国にはジャズバイオリンの先生がいなくて、仕方なくジャズピアノの先生からジャズを学びながら、入試の準備をしました。

正直に言って、その時期の私はジャズに付いてなにも知らない素人でした。だから入試の為に何を勉強すれば良いか分からなくてすごく悩みましたね。一応ジャズピアノの先生からレッスンを受けながら入試は準備しましたが、その時のジャズピアノ先生のレッスンスタイルがあんまりにも韓国入試スタイルだったので、苦労してた記憶があります。

留学前から日本のドラマやアニメが好きだったので、日本語には慣れていたと思います。本格的に日本語を勉強したのはmaikoさんにメールをした後からです。韓国にいる時には独学で勉強し、入学直前には1ヶ月程日本の日本語学校で日本語を勉強しました。

バイオリンを始めた小6年の頃には、音楽よりもゲームや友達と遊ぶ方が好きでした。練習は学校の宿題と同じで面倒臭いと思ってました。でも、今の私にとって音楽は生活の一部になっていますね。音楽を聴いたり、練習をしたり、演奏したりするのが当たり前だと思うぐらい、生活になっていますね。

私が洗足の先生や先輩達から教えてもらった事はとても素晴らしい事でした。音楽だけではなく人生を学んだ気がします。それと、こうやって教えてもらった知識や経験は自分一人だけの物にしないで、できれば沢山の人にも伝えたいと思ってます。

言葉では上手く説明できませんが、洗足で素敵な経験が沢山できました。近くでプロの先生達と音楽ができた事も、パットメセニーのマスタークラスを聞いたのも、ストリングオケにも参加ができた事も、沢山の音楽仲間ができたのも全部洗足にいたからできた経験です。その経験は音楽的にも、個人的にも成長させました。

留学って最初は何もかも怖いと思います。入試、家探し、ビザ、日本語、、、気使うところがありすぎて混乱もしていると思います。その時には一人で悩まないで学校に相談してください。私も留学前に入試センターに何回メールしたか分かりません。きっと助けてくれるはずです。