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グリーン・タイ ウインド・アンサンブル演奏会

2026.01.21

12月7日(日)に、グリーン・タイ ウインド・アンサンブル演奏会を前田ホールにて開催しました。多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

公演名:グリーン・タイ ウインド・アンサンブル演奏会
日時:2025年12月7日(日)15:00開演(14:30開場)
会場:洗足学園 前田ホール
出演:
指揮:伊藤康英、松下倫士(ゲスト)、鈴木英史(ゲスト)、ダグラス・ボストック(ゲスト)
ゲスト奏者:宮村和宏(Ob)、中村めぐみ(Cl)、田村真寛(Sx)
 篠崎孝(Trp)、新井秀昇(Ep)、井手上達(Perc)
演奏:グリーン・タイ ウインド・アンサンブル
プログラム:
伊藤康英/オン・ザ・マーチ
Ito, Yasuhide (*1960) / On The March (1978)

A.シェーンベルク/主題と変奏 op.43a
Arnold Schoenberg (1874-1951) / Theme and Variations op.43a (1943)

伊藤康英/トランペット協奏曲
 トランペット独奏:菅原悠真
Ito, Yasuhide / Concerto for Trumpet and Band (2018)
 Sugawara, Yuma ― Solo Trumpet

松下倫士/モンタージュ
 ゲスト指揮者:松下倫士
Matsushita, Tomohito (*1984) / Montage (2017)
  Matsushita, Tomohito – Guest conductor

鈴木英史/AWAKENING −目覚め[2025年GWE版]
 ゲスト指揮者:鈴木英史
Suzuki, Eiji (*1965) / Awakening (1996)
[Version for 2025 Green-Tie Wind Ensemble]
 Suzuki, Eiji – Guest conductor

R.ヴォーン・ウィリアムズ/イギリス民謡組曲
 ゲスト指揮者:ダグラス・ボストック
Ralph Vaughan Williams (1872-1958) / English Folk Song Suite (1923)
 Douglas Bostock – Guest conductor

伊藤康英/輝く風の物語[新作初演]
Ito, Yasuhide / green winds echo … (2025) [World Premiere]

伊藤康英/交響詩《ぐるりよざ》 [オルガン入り特別版]
Ito, Yasuhide / Gloriosa, Symphonic Poem for Band (1990)

 

2009 年にスタートした洗足学園音楽大学グリーン・タイ ウインド・アンサンブル(GWE)は、一貫して作曲家・伊藤康英先生が授業担当してきました。その中で、国内外の著名な指揮者を客演指揮者として招聘。とくにダグラス・ボストック、ティモシー・レイニッシュ、ルイス・セラーノ・アラルコン各氏を招くことで、イギリスやヨーロッパの吹奏楽を日本に紹介してきました。とくに、アラルコン作品の紹介に大きな役割を果たすなど、日本の吹奏楽界に与えた影響は大きい。さらに、ボストック氏による「吹奏楽古典名曲」シリーズの中では、ネリベル作品の日本初演や世界初演も特筆される。
国際的な視野ももちつつ、これまでに台湾、シンガポール、韓国などでも演奏、BS テレ東「エンター・ザ・ミュージック」にも出演、レコーディングにも活躍、国内外に多くの愛好者を持つ。
古典的な名曲から新しい作品まで多くの優れたレパートリーに取り組み、常に「音楽大学の吹奏楽」の役割と意義を提案しつつ活動を続けてきたグリーン・タイ ウインド・アンサンブルは、今回のコンサートが、伊藤康英先生が担当された最終公演となりました。

そこで、伊藤先生の作品を中心に据えたプログラムを編み、伊藤先生自身が指揮台に立たれました。
一方で、このコンサートでは、特別にゲスト指揮者やゲスト奏者をお呼びしました。海外の吹奏楽大会では、時としてゲスト指揮者を立てることがあります。それに倣ったスタイルの演奏会とし、さらに、未来の洗足の吹奏楽を示唆することとしました。
ゲスト指揮者には、「完全な音楽家」(musicien complet――作曲・演奏・研究・教育といった音楽のあらゆる活動を高いクオリティで実践する音楽家)とも呼べる松下倫士氏、そして吹奏楽界で大活躍し、日本の吹奏楽を牽引する作曲家・鈴木英史氏をお迎えしました。お二人には、自作品を指揮していただきました。さらに、今年度前期にもグリーン・タイを指揮していただいたダグラス・ボストック先生には、「イギリス民謡組曲」を指揮していただきしました。
また、「交響詩《ぐるりよざ》」では、ゲスト奏者の先生方をお招きし、素晴らしい演奏を披露していただきました。
今回も、伊藤康英先生、松下倫士先生、鈴木英史先生、ダグラス・ボストック先生の指揮のもと、グリーン・タイの極上のサウンドをお楽しみいただきました。

 

管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。