7月13日(日)に、2025年度グリーン・タイ ウインド・アンサンブル演奏会を前田ホールにて開催しました。多くのお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
公演名:グリーン・タイ ウインド・アンサンブル演奏会
-セレブレーション 吹奏楽の古典名曲を名匠ボストックと 第12回-
日時:2025年7月13日(日) 17:30開演(17:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:ダグラス・ボストック
演奏:グリーン・タイ ウインド・アンサンブル
プログラム:
E.グレグソン/セレブレーション
P.A.グレインジャー/
スプーン・リヴァー(W.S.カーソン、A.ネイラー校訂)
デリー州の調べ[日本初演](B.P.オールド校訂)
ストランド街のヘンデル(R.F.ゴールドマン編曲)
V.ネリベル/二つの交響的断章
A.ゴーブ/ニルヴァーナ(涅槃に向かって)
P.スパーク/ドラゴンの年(2017年版)
2009 年度より作曲家・伊藤康英先生を授業担当責任者として始まった洗足学園音楽大学グリーン・タイ ウインド・アンサンブ ル は、作曲家としての作品へのア プローチを重視し、さらに音楽大学の吹奏楽のあり方を追求している。そして、イギリスをはじめとしたヨーロッパの伝統的な吹奏楽の伝道師とも言えるダグラス・ボストック氏を指揮者として毎年迎え、吹奏楽の主要作品(Masterworks)シリーズを展開してきました。さらに、吹奏楽レパートリーとして欠かせないネリベル作品の日本初演(世界初演)を行うなどの、レパートリーの開拓にも力を注いできました。
今回も、「セレブレーション 吹奏楽の古典名曲を名匠ボストックと 第12回」として吹奏楽の魅力をダグラス・ボストック先生の指揮の下グリーン・タイの極上のサウンドでお楽しみいただきました。
管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。