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ブリティッシュブラス第61回定期演奏会

2025.12.04

11月2日(日)に、ブリティッシュブラス第61回定期演奏会を前田ホールにて開催しました。多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。
ニコラス・チャイルズ客員教授と山本武雄名誉教授の指揮のもと、洗足学園音楽大学ブリティッシュブラスが、基本編成、中編成、大編成の3部構成でコルネット、ユーフォニアムに代表されるサクソルン属の楽器にトロンボーン、打楽器を加えた英国スタイルの金管バンドの見事なサウンドを披露し、多くのお客様から大きな拍手をいただきました。

 

公演名:ブリティッシュブラス第61回定期演奏会
日時:2025年11月2日(日) 14:30開演(14:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール
出演:
演奏:洗足学園音楽大学ブリティッシュブラス
指揮:山本武雄(名誉教授)/ニコラス・チャイルズ(客員教授)
プログラム:
【第1部 基本編成】 指揮 ニコラス・チャイルズ
J.V.ラーセン/アド・アストラ
D.ブルジョワ/ディヴァージョンズ
P.ロヴァト=クーパー/上へそして彼方へ

【第2部 中編成】 指揮 山本 武雄
P.スパーク/祝典のための音楽
P.ロヴァット=クーパー/永遠の生命
P.グレイアム/シャイン・アズ・ザ・ライト

【第3部 大編成】 指揮 ニコラス・チャイルズ
P.I.チャイコフスキー(W.ゴードン編曲)/交響曲第2番 ハ短調  Op.17 より 第4楽章
O.レスピーギ(H.スネル編曲)/交響詩「ローマの松」P.141

 

トランペット専攻4年生の依田彩貴子さんにコメントをいただきました。

学生最後のブリティッシュブラスの演奏会では、これまでの学びの集大成として臨みました。前期は中・大編成、後期は小編成のプリンシパルとして、日々の合奏授業で自分の表現を磨きました。特にソロでは、聴く人に伝わる演奏を目指して試行錯誤を重ね、先生方からも多くのことを学びました。ニコラス・チャイルズ先生のご指導のもと、アンサンブルの魅力を再認識できたことも大きな経験です。この4年間で得た学びや思い出を大切に、今後も音楽と向き合っていきたいです。

 

管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。