6月8日（日）にブリティッシュブラス第60回記念定期演奏会を前田ホールにて開催しました。ロバート・チャイルズ先生と山本武雄先生の指揮の下、洗足学園音楽大学ブリティッシュブラスが、基本編成、中編成、大編成の3部構成でコルネット、ユーフォニアムに代表されるサクソルン属の楽器にトロンボーン、打楽器を加えた英国スタイルの金管バンドの見事なサウンドを披露し、多くのお客様から大きな拍手をいただきました。

公演名：洗足学園音楽大学ブリティッシュブラス第60回記念定期演奏会
日時：2025年6月8日（日） 14:30開演（14:00開場）
会場：洗足学園 前田ホール
指揮：山本武雄（名誉教授）／ロバート・チャイルズ（客員教授）
演奏：洗足学園音楽大学ブリティッシュブラス
プログラム：
【第１部　基本編成／指揮 ロバート・チャイルズ】
N.リムスキーコルサコフ（G.ラングフォード編曲）／歌劇「ムラダ」 より 『貴族たちの行進』
J.ヴァンデルロースト／エクスカリバー
E.フンパーディンク（R.チャイルズ編曲）／「ヘンゼルとグレーテル」 より 『夕べの祈り』
P.ロヴァット=クーパー／ホライズン

 【第２部　中編成／指揮 山本武雄】
P.グレイアム／サモン ザ ドラゴン
E.ボール／交響詩「復活〜我ふたたび蘇らん〜」
G.リチャーズ／カントリー シーン
M.アーノルド (A.ダンカン編曲) ／ピータールー序曲

 【第３部　大編成／指揮 ロバート・チャイルズ】
L.コンドン／フェスティバルマーチ セレブレーション
M.アーノルド／ファンタジー フォー ブラスバンド
P.グレインジャー／デリー地方のアイルランド民謡
P.I.チャイコフスキー／スラヴ行進曲　Op.31

出演した3年生の天野 雄太さんにコメントをいただきました。

管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。