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バークリー音楽大学マスタークラスを開催しました。

2023.03.09

洗足学園音楽大学の提携先の米国ボストンのバークリー音楽大学の卒業生とお二人の先生によるマスタークラスを2月7日(火)に開催し、音楽・音響デザインコースとジャズコースを含めて洗足学園音楽大学全てのコースから多くの学生が参加し、自身の今後の作曲や音楽活動への大きなヒントを得ていました。なお、Claassen先生とKaram先生の通訳はジャズコースの蟻正行義先生にご対応いただきました。

 

セッション1

鶴田さくら氏(音楽プロデューサー/バークリー音楽大学卒業生)

「音の結晶化」と題して、Ableton Liveを使った最新の電子音楽作品のパフォーマンスと、その表現手法について紹介をしていただきました。

 

セッション2

Jeff Claassen 助教授

トランペットプレイヤーでもあるClaassen先生から「ハーモニーとアナライズ:作曲のパレットを広げる方法」について紹介をしていただきました。

 

セッション3

Christinae Karam 教授

声楽家であると同時に、数々の賞を受賞したソングライターであり作曲家のKaram先生からは「ソロの構築法」について紹介をしていただきました。

 

音楽・音響デザインコースでは、クリエイターとして幅広く活躍できる人材を育成するための作曲、編曲、録音、メディアコンテンツ制作など幅広い分野の授業があり、学生は自分の進むべき道に応じて履修します。洗足学園の教育理念は「自立」、「挑戦」、「奉仕」ですが、学生が目指す分野で、自立、挑戦できるように、実践的な授業やレッスンを通じてサポートしています。さらに、イベントの企画、運営、音響や演出、配信や広報なども学生が在学中にたくさんの経験をすることで、将来クリエイターとして活躍するために必要なスキルを身につけることをサポートしています。

 

2023年度より、ジャズコースはジャズ&アメリカンミュージック”JAM”コースに生まれ変わります。設立以来、ジャズコースの学生もジャズを勉強しながらそれぞれの自分の好きな音楽をジャズの勉強をベースに広げてきました。ジャズという音楽はその歴史でも常に他の音楽に対して非常にオープンです。ジャズが様々な音楽と影響しあって生まれた音楽は数多くありますが、ジャズを勉強するということが、『ジャズの伝統を深く追求して、それをベースに自分の個性で新しいものを創造する』ということだからです。

新しいJAMコースは、ジャズの伝統からはブレることなく、同時に今までよりもさらに幅広い音楽をサポートするコースに発展していきます!!