教職課程の履修について

② 大学の講義が始まる前に準備しておくこと

 楽 器 アルト・
リコーダー

 

「音楽科教育法Ⅰ~Ⅳ」(2年次より履修)でアルト・リコーダー(バロック式)を使います。
アルト・リコーダーの仕組みと音階を理解しておきます。

 

ピアノ

 

1年次の4月からは「教職ピアノ実習」(週1回90分、5~6名程度のグループ授業)の授業が始まります。まずは「教職ピアノ無料体験レッスン」を受講し、自分のピアノ伴奏能力を客観的に把握します。体験レッスン受講後、希望者は洗足学園音楽大学クロスアーツにて『教職ピアノプレレッスン』(有料)の申し込みも可能です。
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歌と伴奏

 

中学校、高等学校の音楽の教科書に載っている歌(合唱曲を除く)、及びその伴奏を練習しておきます。 伴奏譜がないものは旋律だけ、また、旋律と和音や分散和音で伴奏を付けて最低でも3曲弾いておきます。

 

 楽 典 & 聴 音

 

下記の洗足オンラインスクールの自習教材に一通り目をとおしておいてください。授業は自習教材の内容を理解しているものとして進んでいきます。 つまり、音楽を勉強する中では基礎基本の部分なのです。
特に「音程」をはじめとして「音階」「和音」などは、これから大学で学ぶ「和声学」「対位法」「編曲法」「作曲法」の基礎となる部分です。
さらに音楽用語についても内容をよく理解し、自分のものとしておいてください。

 

 

SENZOKU Online School of Music ‐洗足オンラインスクール‐
オンラインスクールはインターネット上に、楽典・聴音・音楽史等の自習教材を提供しています。

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コールユーブンゲン

 

音楽の教師として見本の歌唱をしなければならないとき、正確な音程やリズムで歌うことが要求されます。
また、教員採用試験では初見で旋律を歌う試験が課せられます。このような場合に対応できる高い歌唱力を育成するためにその基礎となる、 下記の本の「1巻」の五度音程(六度音程の前)までを練習しておきます。

『全訳コールユーブンゲン』
 信時 清訳 大阪開成館 あるいは
 高木 卓・鏑木欽作訳 全音楽譜出版社

 

 推薦図書


『はじめての音楽史 古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで』
 久保田慶一他 音楽之友社


『はじめての世界音楽 諸民族の伝統音楽からポップスまで』
 柘植源一・塚田健一 音楽之友社


『Viva la Musica! これで納得!よくわかる音楽用語のはなし』
 関 孝弘・ラーゴ・マリアンジェラ 全音楽譜出版社


『音楽家はいかに心を描いたか』
 笠原 潔 左右社 〔放送大学叢書〕


『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』
 岡田暁生 中央公論新社 〔中公新書〕


『楽典』
 石桁真礼生他 音楽之友社