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ヨン・バルケ(Jon Balke)先生のワークショップ、コンサート

2025.10.30

ノルウェーのジャズ・ピアニスト、キーボーディストでありノルウェー国立音楽大学教授でもあるヨン・バルケ(Jon Balke)先生をお迎えし、9月29日(月)〜10月1日(水)の3日間にわたり音楽・音響デザインコース、先端音楽表現研究所、そしてJAMコースのコラボレーション・イベントとしてワークショップやコンサートを開催しました。

 

9月29日(月)音楽・音響デザインコースでは、特別講座「北欧ジャズとライブエレクトロニクス ― 新たな音楽表現の探究」を開催し、バルケ先生の作品紹介や創作電子楽器「Spektrafon」の仕組みや奏法を解説していただきました。

 

9月30日(火)JAMコースのワークショップは、バルケ先生の作曲法と自己のバンドにおける、アフリカやアラブの伝統リズムの影響などについて講義していただきました。

10月1日(水)先端音楽表現研究所のコンサート「Senzoku Electroacoustic Music Concert 2025」が開催され、創作電子楽器「Spektrafon」を使ったバルケ先生のピアノ演奏と、音楽・音響デザインコース学生の新作3作品が披露されました。

 

音楽・音響デザインコースでは、クリエイターやエンジニアとして 活躍できる人材を育成するために、作編曲や録音、メディアコンテンツ制作など幅広い分野のレッスンや授業があり、学生は自分の進みたい目標に応じて履修します。

洗足学園の教育理念は「自立」、「挑戦」、「奉仕」ですが、各学生が目指す分野において 自立、挑戦できるよう実践的な学びを通じてサポートしています。さらに今回のようなコース公式イベントに参加し  経験を積む次世代を担うクリエイターとして活躍するために必要なスキルを身につけることができます。

 

ジャズ&アメリカンミュージック“JAM”コースは、洗足学園が28年間培ったジャズの教育を受け継ぎ、さらにそれを全てのアメリカンミュージックに広げるために設立されました。

ジャズを中心とするカリキュラムで音楽を学ぶことで自分の音楽をさらに深く理解する4年間、そしてさらにオリジナリティーを追求するための大学院の2年間。全ては将来今の時代にしかない新しい音楽を創造するミュージシャンを育てるためのプログラムです。

 

洗足学園音楽大学では、今後も世界で活躍されているトップアーティストの方をお招きし、最前線の知見や創造性に触れる機会を継続的に提供し、学生一人ひとりの表現力と国際的視野をさらに広げてまいります。