7月になり、前田ホールの横とThe Lawn音楽堂の裏で百日紅が咲き始めました。
「百日紅(サルスベリ)」という名前は、花が百日間も咲いているように見えることに由来していますが、実際には一つ一つの花は一日程度で散ってしまいます。その後も次から次へと新しい花が咲き続け、約百日間にわたって花が楽しめます。
江戸時代の俳人、加賀千代女が詠んだ俳句
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」は、
百日紅の花が次々と咲き続ける様子を美しく表しています。
百日紅の白やピンクの花は、真夏の暑い日でも見る人の心を和ませてくれます。これからしばらくの間、この美しい花を楽しむことができます。
洗足学園音楽大学のキャンパスでは、1年を通じて季節の植物や行事がキャンパスライフに彩を添えています。