洗足学園大学附属幼稚園の新しい教育が始まりました。
社会が大きく変化している今、幼稚園から始まる学校教育に求められるのは、時代を超えて変わらないものと、時代とともに変化していくものを見極めていくことではないかと考えます。自立・挑戦・奉仕の精神を涵養する洗足学園の教育理念のもと、子どもたちが夢中になってあそび、その豊かな体験を通して成長を促していく洗足学園大学附属幼稚園は、2021度より新しい教育をスタートしました。開園以来培ってきた自由保育を受け継ぎながら、社会の変化に対応した新しいあそびを導入し、多様な経験を可能にするカリキュラムです。
幼児期の子どもたちにとっての最大の教育は、ワクワクしながら夢中になってあそぶことであり、いろいろなことに挑戦していくことに他なりません。全ての活動があそびであり、学びの土台につながっているのです。新しいカリキュラムには、サイエンス・英語・ICTというあそびのジャンルが加わり、子どもたちの好奇心や探究心を引き出していきます。サイエンスは「しぜん」「おもしろ実験」などの体験を通して科学への興味・関心を持つきっかけを作り、英語は楽しく英語や異文化に触れる体験を積み重ねて小学校での「英語」につなげていきます。そしてICTは、子どもたちの「なぜ?」「やりたい!」「見てほしい!」を実現するツールとして積極的に活用し、当面は幼稚園のiPadを使用していきますが、将来的には1家庭1台のiPadを取り入れることも検討しています。