洗足学園大学附属幼稚園

洗足の保育~着実に育つ保育をします~

一人ひとりの育ちを受け止める

入園当初、それまでは家庭というそれぞれ異なる環境で育った子どもたちです。16人居れば16人の幼稚園生活のスタ−トがあります。その違いを大切に受け止めながら、教師は親と同じように手助け、援助をしていきます。そして一緒に遊ぶ中で少しずつ信頼関係が築かれていきます。「先生が大好き」、「幼稚園が大好き」になり、心に余裕が生まれ安定してくると、自ら遊びをみつけ遊び始めます。それからどんどん視界が広がり、いろいろな声が耳に入るようになります。周りの友だちの存在にも気づき、真似たり一緒に遊び始めます。 これが幼稚園生活の第一歩です。

 

 

あそびの中で子どもは育つ

真剣に遊ぶ、継続して遊ぶことによりたくさんの事が育ちます(いろいろな形の表現する力が育つ:言葉、行動、製作、音楽など)(知識、知る喜びを知る)(体力が身につく)(人間関係、コミュニケ−ションが育つ)なにより大事なのは、指導されて育った、身についたのではなく、自らが遊びの中で必要だったから、やりたくなったから、やらなければならなかったから...と自主的に動いて育つことです。
教師はそれぞれの子どもの発達や時期を、日ごろの園生活の中で把握し、その子の育ちに合わせ援助します。時には背中を押し成長している事に気づかせることもします。そして、子どもが自ら動きたくなる環境を作り、意欲を引き出す言葉をかけ、優しい見守りにより、子ども主体の遊びが発展し、子どもが育つのです。

一人ひとりの育ちを大切にしながら少しずつ集団生活の規律を伝え、みんなで生活するために必要な、協調性も育ちます。

友だちとたくさん遊ぶ中で、いろいろなトラブルを経験しながら、相手の気持ちになって考える事を知り、友だちを思いやるやさしい気持ちが育ちます。

 

 

家庭との連携

・個人面談 ・園長懇談 ・クラス懇談会 ・園長面談 ・だんわ室 ・預かり保育 など

子どもの育ちを共有しながら「いま」気になる言動や「いま」感じたことを毎日の送り迎えのとき、保護者の方と担任が伝え合うことができます。また子育ての不安や悩み、時には成長の喜びを担任はじめ園長や他の教師そして保護者同士の歓談などを交えながら一緒に子育てできる環境を多く作っています。子育て支援として行っている預かり保育は保護者の方の用事でお迎えの時間が間に合わないとき(事前に予約)、保育後午後5時まで預かります。