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【知らなかった?これが上達の秘密!】『リコーダー編』

このコラムはワールドミュージックコースのFacebookからの転載です。

第1回:リズムの秘密

バロック時代のフランス音楽を聴いていると、ジャズのスウィングのように楽譜には書かれていないリズムのゆらぎを感じると思います。このような演奏法は“イネガル奏法”と呼ばれるものですが、フランス語独特の抑揚がそのまま音楽になっているのです。イタリアの地下鉄で、女の子たちがしゃべっているのを聞いて「いったい、いつ息をしているんだろう!?」と思ったことがあります。しばらく聞いていると、とっても長い旋律の様に聞こえてきました。ことばのイントネーションは、そのままその国の音楽になっていますね。皆さんも、音楽で各国のことばをおしゃべりしてみませんか。(高橋明日香)

第2回:表現力の秘密

曲のある部分をどう表現すると良いか、ということはレッスンで学ぶことが出来ると思いますが、それを音に表して、さらには相手に伝えるという「表現“力”」は、先生から教えてもらうのではなく自ら身につけていかなければなりません。バロック時代のフルート奏者、ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツは『フルート奏法』(1752)の中で「演奏は演説にたとえられる。(中略)聴衆の心をとらえ、感情を高めたり静めたりして、彼等にいろいろな気持ちを起こさせることである。」と書いています。音の先に、伝えたい相手をいつも思い浮かべて演奏したいですね。(高橋明日香)