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ブリティッシュブラス第54回定期演奏会を開催しました。

2022.06.17

ブリティッシュブラス第54回定期演奏会を、6月12日(日)に前田ホールにて開催しました。

 

公演名:ブリティッシュブラス第54回定期演奏会
日時:2022年6月12日(日) 14:00開場 14:30開演
会場:洗足学園 前田ホール

 

プログラム:
【第1部基本編成】指揮:福田昌範先生
 T.ダヴォレン/リヴィングパワー
 P.グレイアム/ハリソンの夢
【第2部中編成A】指揮:山本武雄先生
 P.スパーク/スリップストリーム
 E.ボール/音詩「復活」(われ再び甦らん)
 E.グレグソン/ダンスアンドアリア
【第3部中編成B】指揮:山本武雄先生
 W.リマー/マーチパンチネロ
 P.フレッチャー/交響詩「労働と愛」
 J.カーナウ/トリティコ

 

今年のブリティッシュブラスの履修者は140名を超えています。履修者は3つのバンドに分かれ、この日に向けて日々練習を重ねてきた成果を見事に披露してくれました。ブラスバンドは「動くオルガン」とも称されており、重厚かつきらびやかなサウンドを前田ホールに奏でてくれました。会場からも大きな拍手をいただき、学生たちも来場された皆様に喜んでいただけたことを誇りに感じていました。本番の写真とゲネプロの写真を掲載します。

4年生の磯野 沙弥香さんから定期演奏会を終えて下記のコメントをいただきました。

今回は難易度が高く、自分の楽譜だけでなくパートを超えて広く視野を持たなければならなかった為、全体的にとても集中力が必要なプログラムでした。

練習で少しずつ曲が仕上がっていく度に、自分の技術や、周りとの調和に度々悩みましたが、本番では指揮者の思いや音楽を感じ、それに音で応えるべく、気持ちを高めて集中して演奏することができました。

ブリティッシュブラスの包み込まれるような音や突き刺さる音には、毎回のように感情が揺さぶられ、音楽にめりこんでしまいます。本当に素敵なブリティシュサウンドが私は大好きです。

この授業も大学生活では残り1回となってしまいました。後期の本番も全力で楽しみたいと思います。

 

管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。