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マニュ・メラーツ先生によるトランペット・マスタークラス

2026.01.13

12月9日(火)に、ブリュッセル音楽院教授マニュ・メラーツ先生によるトランペット・マスタークラスを開催しました。メラーツ先生は、ブリュッセル音楽院の教授のほか、王立モネ劇場第1トランペット奏者やソリスト、指導者など、多方面でご活躍されています。

 

今回、管楽器コースのトランペット専攻の3名がメラーツ先生のマスタークラスを受講しました。メラーツ先生は3名の演奏を拝聴した後、それぞれの学生の表現力を高めるため、演奏の強弱やタンギングなどについて模範演奏を交えながら具体的な指導をしてくださいました。先生の的確な助言により、学生の演奏はレッスン中にめざましく向上しました。なお、マスタークラスの通訳は、ユーフォニアムの新井秀昇先生、伴奏は三代川恭子先生にご対応いただきました。

 

受講した4年生の及川優羽さんにコメントいただきました

今回のレッスンを通して、演奏において最も重要なのはエアー(息)であることを改めて実感しました。息は吸ってから止めるものではなく、吸ったスピードのまま自然に吐き出し続けることで、安定した音につながることを学びました。息の流れが止まってしまうと、音だけでなく唇にも負担がかかるため、常にエアーを確保し続ける意識が大切であると感じました。
また、唇に過度な力を入れる必要はなく、お腹の支えとエアーによって演奏することの重要性を学びました。そして、タンギングの位置が手前になると息が止まりやすくなるため、喉の奥を意識し、「トオー」と喉を開いた状態で演奏することで、より自然な息の流れが生まれることを実感しました。スラーで練習することで息の流れを感じやすくなり、タンギングを必要以上に意識しないことが、安定した演奏につながると感じました。

「息はベストフレンド」という言葉が特に印象に残っており、呼吸と向き合うことが演奏の土台を支えていることを実感しました。緊張と無理に戦うのではなく、日々の呼吸練習を継続しながら、自然な息の流れを大切にした演奏を目指していきたいです。

 

洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験を積み重ねています。さらに、今回のようなマスタークラスの講師として世界で活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています