10月29日(水)に 吉村直子先生によるクラリネットのマスタークラスを開催しました。
吉村直子先生は、パリ国立高等音楽院を卒業され、フランス北部のノルマンディ・ルーアン歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者を務められています。
クラリネット専攻の8名がレッスン室でマスタークラスを受講し、4名はシルバーマウンテンにて公開レッスンを受講しました。また、公開レッスンの最後には、ミニコンサートで吉村直子先生の素晴らしい演奏を披露していただきました。受講した学生は個々に表現力を向上するためのアドバイスをいただき、クラリネット演奏の表現力向上の多くのヒントを得ることができました。今回のマスタークラスでは、鈴木由紀子先生に伴奏をしていただきました。
管楽器コース・クラリネットの松本健司先生からマスタークラスについてコメントをいただきました。
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当日は10:30からお昼休憩を挟んで20:30まで12名の学生をレッスンしていただきまして、入れ替わりで常に聴講生がいる様子でレッスン室はとても賑わっていました。レッスン室の雰囲気は和やかで、オペラ座のオーケストラで活躍している吉村直子先生ならではのアプローチが学生たちとって新鮮で良い刺激になっていたようです。先生方も聴講にいらしてくださって吉村先生も喜んでおられました。吉村先生には2019年にもマスタークラスをしていただいたのですが、今回6年ぶりにご登壇いただいて「学生のレヴェルが高くなってる!先生方も学生たちも頑張っているという証拠よ!」と嬉しそうに話しておられました。 |
洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験を積み重ねています。さらに、今回のようなマスタークラスの講師として世界で活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。