10月31日(金)ピアノコースの5名が、アルゼンチン出身の偉大なピアニストとして名高いエドゥアルド・デルガド先生の特別レッスンを受講しました。
デルガド先生は、1990年代に数年間、洗足学園音楽大学の客員教授を務められ、2018年にも公開レッスンを実施していただくなど、これまでも本学でご指導いただいております。現在はカリフォルニア在住で、世界各国においてリサイタル、オーケストラとの共演、マスタークラス、コンクール審査など幅広くご活躍されています。
デルガド先生は、ピアニストとして感じたことを表現するための音の出し方、具体的な指や腕の使い方、ペダリング、強弱など、先生が長年培ってこられた演奏の真髄を惜しみなく教えていただきました。通訳は、弦楽器コースの中一乃先生にご対応いただきました。
洗足学園音楽大学ピアノコースでは、基礎力養成のための実技レッスンに加え、ピアノ二重奏や他楽器との室内楽の演奏機会、さらなる演奏技術と表現力の向上のため学内コンクールやオーケストラとの共演などの豊富な演奏経験を積むための「場」を数多く提供しています。さらに、今回のような特別レッスンの講師として世界でご活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。