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声優アニメソングコース前期成果発表公演 「Summer Stage 2025」 (その3)

2025.09.16

7月29日(火)~8月2日(土)の5日間、ビッグマウスにて声優アニメソングコース前期成果発表公演 「Summer Stage 2025」を開催しました。学生たちは、多くのお客様が来場された中で、学んだ成果を存分に発揮してくれました。ご来場いただき、ありがとうございました。
4回に分けて公演の写真と各ゼミの代表学生の感想をご紹介します。
今回は、石川光太郎ゼミ、宇治川まさなりゼミ、増田ゆき・園田恵子ゼミをご紹介します。

 

声優アニメソングコースの前期成果発表として、アフレコ、アニメソングライブ、朗読劇、映像舞台劇、演劇等、色とりどりの作品による声の魅力に迫りました。声優アニメソングコースの授業やレッスンで学んできた多様な声の表現方法をビッグマウスのステージで披露しました。今回の公演も、舞台制作、音響、照明は音楽環境創造コースの学生がサポートしました。

 

石川光太郎ゼミ 映像舞台劇「8月だヨ!全員集合!真夏のウワサ~そこに真実はあるんか?いや、ないでしょ・・・多分・・・」

◆声優アニメソングコース 2年 望月 裕翔 

学年が上がって初めての舞台。緊張感が漂うなか、照明が照らされ、自分のセリフから前期石川ゼミの発表が始まった。舞台が終わった今でも、あの興奮と緊張感が忘れられない。石川ゼミでは映像舞台劇としてVTRを使用し、学生が撮影、編集を手掛け、魂がこもった作品に仕上げている。そんなVTRに負けない演技をするのは難しかったが、改めて舞台に立つ楽しさを感じることができた。
さらに研鑽を積み後期の公演にも挑んでいきたい。

 

宇治川まさなりゼミ 演劇「洗足山高校★演劇部物語」

◆声優アニメソングコース 3年 藤原 彩乃

今回の舞台は、「演劇をやったことがない人から見て、私たち演者たちが”何をしているか”」が客観的にわかる作品だったなと思います。
キャラクター作りの時から始まり、稽古中の感情全てが、「洗足山高校 演劇部」と重なっていたように感じながら、演じていました。
このゼミのメンバー全員で、1つの作品を作ること。そのなかで生まれるそれぞれの葛藤と、それぞれの想い。それでも「この舞台を成功させたい」という想いは全員同じ。
だからこそ、演劇はとても熱く見えるのかもしれないと思いました。

 

増田ゆき・園田恵子ゼミ アフレコ公演・フルCGアニメ「夢をかなえて」

◆声優アニメソングコース 2年 鈴木 創太

今回、初めてゼミ公演でアフレコを経験させていただきました。
練習では、マイク前での立ち回り方や声の出し方など、意識するべきことが多かったです。キャラクターの演じ方について戸惑いながらも、先生方や先輩方にアドバイスをいただき、少しずつ改善することができました。
本番では、焦りや緊張もありましたが、最後まで楽しみながら演技することができ、記憶に残る公演となりました。
舞台の成功に協力してくださった皆様、並びに、共演者の皆様、そして、本番まで稽古をつけてくださった増田先生、園田先生、本当にありがとうございました。

 

声優アニメソングコースは、アニメやゲームを中心とした日本のポップカルチャーシーンにおいて、声優やアニメソング歌手など、声のスペシャリストとして活躍できる人材を育てることを目標としています。それぞれの分野のプロフェッショナルによる音大ならではの「個人レッスン」と「充実の施設・設備」、数多くの本番と今回の公演のような他コースとのコラボレーションにより演技、ナレーション、歌、ダンス、コンテンツ制作などの多彩なカリキュラムの中しっかりと学ぶことで様々なニーズに応えることが出来るヴォイスアーティストを育成しています。

 

洗足学園音楽大学は、今後も今回の「Summer Stage 2025」のような発表の場をできる限り多く提供し、在学中に豊富なステージ経験を積みながら表現力を磨くことで、学生が夢に近づけるように全面的なバックアップをしていきます。