7月24日(木)、「ファンファーレオルケスト第38回定期演奏会」を前田ホールにて開催しました。多くのお客様にご来場いただきましてありがとうございました。
公演名: ファンファーレオルケスト第38回定期演奏会
日時:2025年7月24日(木)18:30開演(18:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール
出演:
演奏:洗足学園音楽大学ファンファーレオルケスト
指揮:鈴木竜哉
プログラム:
P. デュカス(滝澤尚哉 編曲) /交響詩「魔法使いの弟子」
N. リムスキー=コルサコフ(滝澤尚哉 編曲) /歌劇「皇帝の花嫁」序曲
G. ヴェルディ(滝澤尚哉 編曲)/ 歌劇「ナブッコ」序曲
J.S.バッハ(野本洋介 編曲)/幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
J.ヴァンデルロースト /結婚行進曲
J.デ・ハーン/エレジーⅠ 〜ジェラシー〜
B.アッペルモント /ガブリエリ・ファンタジー 【日本初演】
ファンファーレオルケストは充実した合奏授業カリキュラムを持つ洗足学園音楽大学ならではの合奏授業の一つです。その編成はサクソフォンを発明した楽器製作者アドルフ・サックス氏の考案と言われ、ベルギー・オランダを中心にヨーロッパで親しまれてきました。2年生以上が中心の合奏授業として、毎年約100名の学生が履習し、年間2回の定期演奏会を開催しています。今年度の学生も今回の演奏会に向けて、日々練習を重ねて、本番では鈴木竜哉先生の指揮の下、ファンファーレオルケストの魅力あるサウンドを前田ホールに響かせてくれました。
サクソフォン専攻4年生の佐藤歩希さんにコメントをいただきました。
今回のファンファーレオルケストでは、前半は滝澤先生、野本先生の編曲による作品を、後半はファンファーレオリジナルの作品をというプログラムでお届けいたしました。 |
管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。