7月1日(火)に、ブルー・タイ ウインド・アンサンブル 前期演奏会を前田ホールにて開催しました。多くのお客様にご来場いただきましてありがとうございました。
公演名:ブルー・タイ ウインド・アンサンブル 前期演奏会
日時:2025年7月1日(火)18:30開演(18:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール
演奏:洗足学園音楽大学ブルー・タイ ウインド・アンサンブル
指揮:横山 奏
プログラム:
F.ヒダーシュ/民謡組曲 第1番 ベケーシュ地方の民謡による組曲
大栗裕/大阪俗謡による幻想曲
P.A.グレンジャー/リンカンシャーの花束
A.リード/アルメニアン・ダンス パートⅠ , パートⅡ
洗足学園音楽大学では、4 つの吹奏楽団体が企画運営責任教授、指導教員の指導の下、⽇々研鑽を積んでいます。1 年⽣だけのフレッシュマン・ウインド・アンサンブルと、それぞれ着⽤するネクタイの⾊で呼ばれている上級⽣バンドのグリーン・タイウインド・アンサンブル、ブルー・タイウインド・アンサンブル、そして洗⾜学園⾳楽⼤学を代表するフラッグシップバンド、洗⾜ウインド・シンフォニーの計4 つです。ブルー・タイウインド・アンサンブルは管打楽器コースの2~4 年⽣で構成され、貝沼 拓実先生が中⼼になり企画運営され、吹奏楽のオリジナル曲、オーケストラの編曲作品、最新の⾳楽を区別する事なく積極的に取り⼊れ意欲的な活動を展開しています。
本番に向けて、学生たちは合奏授業の中でも個人でも懸命に練習を重ねてきました。そして、この日は見事に日々の研鑽の成果を発揮し、横山 奏先生の指揮の下、素晴らしいサウンドを前田ホールにて披露してくれました。
クラリネット4年川田心優さんにコメントをいただきました。
今回、ブルー・タイ ウインド・アンサンブル前期定期公演でコンサートマスターを務めさせていただきました川田心優です。ヒダーシュ《ベケーシュ地方の民謡による組曲》をはじめ、大栗裕《大阪俗謡による幻想曲》やリード《アルメニアン・ダンス》など、多彩な民謡を題材とした作品に挑戦し、それぞれの背景や音楽性に真摯に向き合う中で、音楽の奥深さと向き合う貴重な時間となりました。横山奏先生のご指導のもと、仲間と音楽を創り上げる喜びを改めて実感できた本番でした。 |
管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。