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2024年度入学式を挙行しました。

2024.04.01

洗足学園音楽大学大学院、洗足学園音楽大学の2024年度入学式が4月1日(月)、洗足学園 前田ホールにて挙行されました。

 

2024年度洗足学園音楽大学大学院、洗足学園音楽大学入学式:
【日程】2024年4月1日(月)
【会場】洗足学園 前田ホール
【開式】午前10時
◆式次第◆
開式のことば
君が代
学事報告
式辞
講話
歓迎のことば
校歌
閉式のことば

 

祝賀演奏:
曲目:
 G.F.ヘンデル / オラトリオ「メサイア」より ハレルヤ・コーラス
 E.エルガー / 行進曲「威風堂々」作品39 第1番 ニ長調
指揮:秋山 和慶(本学芸術監督)
演奏:洗足学園音楽大学管弦楽団・洗足学園音楽大学合唱団

アーカイブ公開:https://www.youtube.com/watch?v=RkaJ0h9CV18

 

式典会場の前田ホールへは新入生のみの入場となり、ご家族、関係者の皆様にはライブ配信の中継会場をご案内いたしました。

洗足学園は今年100周年を迎えますが、開式前には1924年からの100年を紹介する動画が上映され、また、「入学おめでとう」の飛行船も新入生を歓迎しました。和太鼓、バレエ、ダンスによる入学祝福の洗足学園の始まりをイメージしたオープニングアクトも披露されました。

入学式は、開式のことばで開始され、君が代が斉唱された後、新入生の入学者数が報告されました。

続いて、洗足学園音楽大学の前田 雄二郎学長が式辞を述べられました。
夢と希望を抱いて本日を迎えた新入生に、新しい環境で一歩踏み出すのは、勇気が必要です。勇気を出して足を一歩前に踏み出してください。私達、教職員一同は皆さんの成長を心より応援し、一生懸命支援します。是非、多くの夢を描いてください。失敗を恐れる必要はありません。これからの学生生活を送るにあたり、2つの視点「挑戦」と「他者の意見に耳を傾ける」ことの重要性を話され、豊かで楽しい学生生活を送ってください。特に今年は100周年の年ですので、本学では様々なイベント、挑戦の機会が用意されています。是非様々なことに挑戦してください。また、本学の建学の精神と「理想高遠、実行卑近」の建学の精神を実践するための標語を紹介された後、まずは挨拶から始めましょうと提案されました。最後に、「本日はご入学誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。」という言葉で式辞を締めくくられました。

次に、敬虔なクリスチャンであった創設者前田若尾先生とゆかりの深い霊南坂教会の主任牧師である後宮敬爾先生から「洗足学園」の名前の由来について、講話をいただきました。
50年後は寿命が30年延びる説を紹介され、皆さんがこれからの100年間をどう生きるかは大きな課題です。前田若尾先生は、1924年に関東大震災で苦しむ子どもたちに良い教育をするために洗足学園を創られました。「洗足学園」の名前の由来について、十字架につく前の夜にイエスキリストが弟子たちの足を洗い、「互いに足を洗い合いなさい」と言われた言葉から「洗足」という学園の名前にされたことを紹介されました。足を洗うということは、力を合わせて共に生きなさいという意味があります。他の人のために何ができるかを考えて生きることが、皆さんの幸せにつながります。洗足学園で、良い出会い、良い学び、そしてたくさんのことを身につけて幸せに歩んでくださいと述べられました。

音楽環境創造コース4年生猪狩秀太さんが学生代表として歓迎の言葉を述べました。
大学生活へのアドバイスを数多くの演奏会を経て感じたことを紹介されました。猪狩さんが舞台音響を学んでいるエンジニアとして音届ける橋渡しの仕事を通じて得た、準備の大切さが自信につながるので、演奏会や成果発表の一つ一つに真摯に向き合い努力を続けることが夢へとつながること、そして夢を通じて成長できるとの歓迎の言葉を述べました。

校歌斉唱の後、閉式のことば、閉式ファンファーレで式典は終了しました。

新入生もマエストロ秋山先生指揮による洗足学園音楽大学管弦楽団・洗足学園音楽大学合唱団の歓迎演奏を聴きながら、洗足学園音楽大学への入学を実感し、今日から始まった学園生活に期待を膨らませていました。祝賀演奏終了後、会場を移動しオリエンテーションを行いました。

皆さんが洗足学園の教育理念、自立、挑戦、奉仕の精神を大切に、充実した学生生活を送られることを教職員一同心より願っております。