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第9回音楽教育コース ソロ・コンサートを開催しました。

2024.03.12

2月24日(土)に、洗足学園音楽大学主催演奏会「第9回音楽教育コース ソロ・コンサート」をシルバーマウンテンにて開催し、多くのお客様にご来場いただきましたこと、感謝申し上げます。

 

公演名:第9回音楽教育コース ソロ・コンサート
日時:2024年2月24日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:シルバーマウンテン1F
出演:音楽教育コース2~4年生有志
プログラム:
・W.A.モーツァルト オペラ《ドン・ジョバンニ》より〈カタログの歌〉
・松岡直也《ミ・アモーレ》
・G.ドニゼッティ《私は家を建てたい》
・A.ハチャトウリアン《ピアノのためのトッカータ変ホ短調》Op. 24
・R.シューマン《クライスレリアーナ》Op.16 より
ほか

洗足学園音楽大学の音楽教育コースは、音楽教育の分野に関するさまざまな学習のみならず、演奏の研鑽についても多くの力を注ぐよう、日頃より指導をしております。1年次ではピアノと声楽のレッスンが必修ですし、2年次以降ではほとんどの学生が、ピアノもしくは声楽を引き続き実習し、その他の楽器についても副科レッスンを、それぞれ本学の専科教員より受けております。

このことから、音楽教育コース生の演奏研鑽の奨励ならびに成果発表の場としてソロ・コンサートを2015年度より開催し、第9回を数える今回も音楽教育コースの2~4年生の有志が、ピアノ、声楽、管打楽器の演奏をそれぞれ披露しました。

出演した2年生の松本心晴さん、渡邉優衣さんにコメントをいただきました。

●音楽教育コース2年 松本心晴さん
今回の演奏会は、音楽教育コースの中でも貴重な個人での発表の機会だったので、かなり前から準備をして臨みました。 私は副科で学んでいるフルートを演奏したのですが、音楽教育の分野では必須であるピアノ、声楽以外の演奏も専門的に学べ、発表の機会があることが、音楽教育コースの良さであると感じました。 また、同じコースの仲間の演奏を聴けたことで、演奏実技に対しての意欲がより一層高まりました。

 

●音楽教育コース2年 渡邉優衣さん

私は今回、クラリネット独奏でヴィドール作曲の《序奏とロンド》という曲を演奏致しました。数ヶ月かけて取り組んだ曲でしたが、伴奏との合わせが難しく、どのように演奏すればお客様に喜んで頂けるのか、試行錯誤を重ねながら練習を積みました。普段ソロでの演奏の場が無い私にとって、このように沢山の方々から暖かい拍手を頂けた演奏ができた事をとても幸せに思います。演奏会に足を運んでくださった皆様、企画・運営およびご指導頂いた先生方に、この場を借りて感謝申し上げます。

 

音楽教育コースでは、音楽教育の現場でしっかりと指導力を発揮できる専門的な技能と幅広い知識を養います。在学中の豊富な演奏体験、1年次からの専門教育の実践、3年次からの教育現場での経験などの充実したカリキュラムにより、音楽教育の領域における優れた人材を育成しています。今後も音楽教育コースは、「音楽の魅力を、次世代につなぐ架け橋に」をモットーに、これからも音楽を世に広めるための文化社会貢献に関わり続けていきます。