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モビリス・サクソフォーン・カルテットによるマスタークラスを開催しました。

2023.09.13

7月26日(水)にウィーンを中心に国際的に活躍されているモビリス・サクソフォーン・カルテットを講師としてお招きし、室内楽のマスタークラスを開催しました。2年生、3年生、4年生の3つのサクソフォーン・カルテットがマスタークラスを受講しました。マスタークラスの終了後にモビリス・サクソフォーン・カルテットによる模範演奏を披露していただき、受講生と聴講生はその素晴らしい演奏から多くのヒントを得ることができました。

 

日時:2023年7月26日(水)14:40~17:00
会場:シルバーマウンテン1F
講師:モビリス・サクソフォーン・カルテット
通訳:クレン 享子さん
模範演奏:
モビリス・サクソフォーン・カルテット
Sop.ミヒャエル クレン  Alt.ゲオルグ パルマンスホーファー 
Ten.クレン 享子             Bar.ゴラン ユルコビッチ
プログラム:
・J.シュトラウス/「こうもり」序曲 Arr. J. Ursej
・G.F.ハース/サクソフォーン四重奏曲

・A.ボルテラ/DOGMA

 

受講した3人の感想です。

マスタークラスの中ではフランス音楽のニュアンスについて教わりました。レッスンの中では波という言葉を使っておりました。実際にモビリスの演奏の聞いてその国の音楽や曲に適した波を作ること、また特にメロディを担当することの多いソプラノがその波を伝えること(下を向かないこと)が大切だと教わりました。
(2年生 阿部啓康さん)

 

本日は海外の方に教わるという貴重な機会を下さりありがとうございます。カルテットの今後の課題だけでなく、自分自身の新たな課題を見つけることができました。
後期試験やその先に向けて改善していきたいと思います。
(3年生 木佐木 桃花さん)

 

音楽の本場、ウィーンの素晴らしいカルテットの皆様にご指導頂けて、とても幸せな時間を過ごす事が出来ました。今までの自分達には無かった考え方に触れ、また新しい視点からカルテットを勉強する事が出来たと思います。また、サックスのベルの向ける方向や音楽の舵を取る吹き方など、少し意識するだけで全体の音楽の印象が変わって面白かったし、吹きながらそれを実感する事が出来ました。今回のマスタークラスで教わった事を今後に生かして日々精進していきます。
(4年生鈴木 ましろさん)

 

洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験を積み重ねています。さらに、今回のようなマスタークラスの講師として世界で活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。