今回は3月に行われる『ダンスコース 特別公演 #WE_ARE Vol.2』の練習の様子をご紹介します。取材日はダンスコースの学生にジャズコースの学生、ヴォーカルのSaarah先生(本学講師)とKyte XDMNSさん(ゲスト)も加わり、生バンドの音に合わせて練習をしていました。

ダンスコースアカデミックプロデューサーの井口美穂先生に、公演の内容や学生さんの練習の様子を伺いました。

《井口美穂先生》

♪ダンスコース　特別公演「＃WE_ARE Vol.2」について

この作品は、主人公となる一人の少年がダンスコースに入学後、オーディションを受けて挫折や葛藤をしながらも、仲間と共に成長していく4年間の学生生活やダンスに対する思いを描いたストーリーのあるダンス作品です。

全曲ジャズコース学生による「生演奏のダンス作品」ということで、音大らしいコラボレーション公演となっています。生演奏ならではの「音の振動」「呼吸」を感じて踊ることで感性も磨かれ、学生たちにとって貴重な経験になっていると感じています。

♪学生さんの練習の様子を見て

今回は4年生と選抜された1年生～3年生が出演していて、皆作品づくりへの意識が高く、とても良い空気でリハーサルを進められています。一番は“舞台を楽しんでほしい”という思いですが、自分達の中だけで完結するのではなく、客席と舞台が一体となるような作品に仕上がるよう、本番まで出演者一丸となって練習に励みたいと思います。

また学生さんには演奏会の意気込みを伺いました。

《3年　網井雄大さん》

網井雄大さん(中央)	この公演は、普段必修科目で異なるジャンルを勉強している学生達が、先生方と共に同じ目標に向かって走っていく素晴らしい公演です。今回主役となる少年を演じますが、場面ごとに移り変わる主人公の心情に自分を当てはめ、感情移入をして踊ることを心がけています。自分は演技が初挑戦なのですが、先生方や先輩、後輩たちに支えられながら練習をしてきました。この経験は、必ず将来に活かせると感じています。 役柄同士の関係性や場面ごとの心情を出演者同士で話し合い、それをダンスの表現に繋げて、気持ちをひとつにして舞台を作り上げていきたいと思います。

網井さんは役同士の関係性や場面ごとの心情を出演者同士で話し合い、それをダンスの表現につなげているそうです。

そんな網井さんも出演しているこの公演は、
3月21日(火・祝) 16：30よりLIVE配信を行います。ぜひご覧ください！

『ダンスコース 特別公演 #WE_ARE Vol.2』https://www.youtube.com/live/OxKfQyvEQLw?feature=share

(今年度は関係者のみでの開催となります)

ダンスコースでは、第一線で活躍されている講師陣の指導の下、様々なジャンルのダンスを幅広く学び、ダンスコースの公演や他コースとのコラボ企画に加えて、映画出演、川崎フロンターレの試合会場でのパフォーマンスなど多くのステージへの出演を通して専門技術を磨いています。音楽に満ち溢れた環境において、従来の動き中心のダンススキルに加え音楽センスも身に付け、将来活躍できるダンススペシャリストを育成していきます。