トピックス

パーカッションコンサートP の演奏会を開催しました。

2023.03.14

打楽器コースのパーカッションコンサートP の演奏会を、2月20日(月)に関係者のお客様のご来場と配信によるハイブリッド公演として前田ホールにて開催しました。
著作権上の理由により公開できない楽曲もありますが、一部アーカイブされていますので是非ご覧ください。

 

公演名:パーカッションコンサートP
日時:2023年2月20日(月)18:30開演(開場18:00)
会場:洗足学園 前田ホール
共演 : ダンスコース
指揮 : 野本洋介
プログラム:
 池辺晋一郎 / テンテンイダテン
 E.D.ノヴォトニー / クロス
 野本洋介 / 断章 ※ダンスコース・コラボ
 ジョン・ケージ / サード・コンストラクション

 N.ウエストレイク / マラカイト・グラス
 トビアス・ブロストレム / ノルディック・ピース
 E.ヴァレーズ / イオニザシオン
 P.グレインジャー(Arr.野本 洋介) / ダニー・ボーイ
アーカイブURL:https://www.youtube.com/watch?v=VvplW_fp5ig

 

今回のプログラムは、西洋音楽史上初めての打楽器のみによる作品「イオニザシオン」、打楽器アンサンブルの古典として知られる「サード・コンストラクション」、バスクラリネットと打楽器の為の「マラカイト・グラス」他にも多彩な作品が並びました。演奏会に向けて、打楽器の基本的な奏法や構造を学び、打楽器奏者としての基盤を作る授業を通じて学生たちは打楽器コースが誇る指導陣と共に練習を重ねてまいりました。また、今回初めて“ダンスコース”とのコラボレーションも実現しました。音楽環境創造コースの教員と学生によるプロフェッショナルな照明のステージ演出の中、素晴らしい演奏とダンスを披露しました。

出演した2名にコメントをいただきました。

学部4年生 天谷芽生さん
 学園停電の影響で延期となっておりましたが、無事に前田ホールで本番を終えられたことに喜びと達成感を感じております。
 4年間履修してきた中で、1番濃いプログラム、そして使用する楽器の量も1番多い形となりましたが、準備から片付けまでほとんど時間を押すことなく進めることができました。一度の演奏会でここまで多くの打楽器に触れることができるのは、このPという授業しかないと思います。
 来年度以降もぜひご注目していただけたら嬉しいです。 

 

学部3年生 渡辺優生さん
 今回の演奏会は例年にない楽器の量で、舞台裏は楽器で溢れかえっておりました。
難曲揃いのプログラムをこなしながら、楽器の準備からセッティング替えまで、履修生みんなで協力しながら行い、事故もなく無事に終えることができて本当によかったです。
 洗足の打楽器コースは、学生や先生の人数が多いので、打楽器アンサンブルの授業でも沢山の刺激を受けながら音楽を学ぶことができました。

 

打楽器コースでは、打楽器を単にリズム楽器と捉えることだけでなく、様々な演奏形態に対応できる応用力が身につけられます。演奏の幅を広げ、技術と感性を磨くために、各専門分野のプロフェッショナルである教員が、きめ細かな指導を行っています。また、本学では12 団体の中から自分が履修したい団体を選択し、吹奏楽やオーケストラなどを同時に学ぶことも可能で、これらの合奏授業では、複数の指導教員からアドバイスを受けることができます。さらに、打楽器コースには6つの有志団体があり、授業外の時間で練習を行い、学内外のイベントに参加するなど、盛んに活動しています。この活動が卒業後の進路を決めることもあり、プロとして活動している卒業生も大勢います。