指導陣検索Faculty Member Search
[作曲]器楽/管弦楽
作曲家、国立音楽大学准教授。現代音楽の領域を基点に活動。
日本語の内的身体性に根ざし、音と言葉を源流から探り、文化の古今と東西をつなぐことを主軸に創作を展開。ライフワークとして、声明や神楽、民俗芸能等の取材を重ね、それらを扱う作品を精力的に発表。自身の文化と声に立脚することが、何よりも世界と響き合う力につながるという信念をもとに、音の生まれる場をひらいている。
「江戸×現代音楽」をテーマとする「淡座(あわいざ)」のメンバー。
1984年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院修士課程修了。
第31回芥川也寸志サントリー作曲賞(旧名:芥川作曲賞)受賞。英国音楽レビューサイトBachtrackにて「2023年注目の女性作曲家8人」に選出。2024年、現代曲名門レーベルKAIROS(ウィーン)より初の作品集アルバムをリリースし、国内外の各界で高い評価を得る。2026年、第6回高松国際ピアノコンクール課題曲委嘱作曲家。
これまでに国立劇場、静岡音楽館AOI、神奈川県立音楽堂、横浜みなとみらいホール、箕面市立メイプルホール、サントリー芸術財団、びわ湖芸術文化財団、ルツェルン音楽祭、ワルシャワの秋、アハト・ブリュッケン(ケルン)、ZeitRäume(バーゼル)、Transit 20·21(ルーヴェン)、I&I Foundation(チューリヒ)等、多くの委嘱を受け、世界各地の音楽祭や企画で作品が取り上げられている。楽譜はEdition Gravis、Edition Wunn(共にドイツ)より出版。
現在、国立音楽大学および大学院准教授。東京藝術大学、洗足学園音楽大学および大学院にて非常勤講師。
http://3shimai.com/yu/
音楽的な思考を鍛え、作品創造を通じて「いかに生きるか」を問い続ける力を育みたいと考えています。