教員・指導陣紹介

増井 哲太郎 Tetsutaro Masui

[作曲]合唱

現在の活動

作品発表ならびに教育活動

略歴

1987年東京郊外に生まれる。5歳よりピアノ、14歳より作曲、16歳より指揮を始める。
桐朋学園大学付属子供のための音楽教室を経て、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学音楽学部作曲専攻を卒業後、同大学研究科作曲専攻を修了。
これまでに、作曲を香月修、鈴木輝昭、指揮を高関健、各氏に師事。また公開レッスンで作曲を福士則夫、指揮を秋山和慶、飯守泰次郎、各氏に薫陶を受ける。
2014年8月には「The Premiere Vol.3新作初演コンサート」に招かれ、合唱作品が初演されるとともに、同作品の楽譜とCDがカワイ出版、ジョバンニレコードより、それぞれ発売された。また同人団体「Point de Vue」で定期的に作品の発表をおこなう。
現在、洗足学園音楽大学で後進の指導にあたっている。

指導方針

何ごとにも幅広く関心を持ち、それらを掘り下げる探究心を持つ。これは何かを学ぶ上で、また表現をする上で、欠くべからざる姿勢でしょう。

もっとも今日では、何でもスマホを使って手軽に調べられる。一見すると、多くのことを広範に知ることができる。けれどもそれは、知的渇望や表現への飢餓感がその都度、手軽に解消されてしまう、ということでもあります。興味を持つハードルは下がったものの、それを持続することや、集中して掘り下げることは昔よりも難しくなったといえるかもしれません。

とはいえ学生の皆さんを特別侮っているわけではありません。人間というのは少なからず環境に左右される。年若いならば、なおさらというだけです。この何年かは私自身もテクノロジーの進歩で、だいぶ生活やものの見方が変わりました。

しかし、情報の大海原というのは豊穣ですが、だいぶ荒れ狂っています。そんな中で、灯台のような役割を果たすこと。これが、今日なにかを教える人間の在り方ではないかと思っています。先行きを示すことと、独立心を養うことを同時にやらねばなりません。

最初に述べた関心と探究心の二重螺旋は有史以来音楽を、いえ、あらゆる進歩を促進した遺伝子です。関心と探究心というのは言い換えれば、感性と知性です。これらを愚直に磨きましょう。独立心をもって臨みましょう。そのための、あらゆる協力を惜しみません。これが授業やレッスンの別なく貫いている私の指導方針です。