教員・指導陣紹介Faculty Member

梶原 健 Takeshi Kajihara

[一般科目]キャリアデザイン

現在の活動

公益財団法人日本センチュリー交響楽団 代表理事理事長代行
一般社団法人船橋FCスポーツクラブ 代表理事
株式会社MAKUREAL 代表取締役
SKY BRIDGE JAPAN株式会社 代表取締役
株式会社ドットライン・ゼルバ 取締役COO
洗足学園音楽大学 客員教授

スポーツ・文化・テクノロジー領域を横断する複数の企業経営を通じて、エンターテイメント領域と地域社会との共創モデルの実装を進めている。
そのほか、ブロックチェーン技術を用いた肖像権管理プラットフォーム開発にも従事し、アーティストや演者の権利保護と収益化を支援する事業に取り組むなど、スポーツのみならず音楽・映像・舞台といったエンターテインメント領域全般の事業再構築を行っている。

略歴

都市計画系大学院を修了後、株式会社新日鉄都市開発(現:日鉄興和不動産株式会社)に入社。市街地再開発事業や大規模住宅・オフィス開発に携わるほか、マンションブランド「LIVIO(リビオ)」のブランド戦略構築や再編プロジェクトにおいて中心的役割を果たす。

2011年地元・千葉県にプロバスケットボールクラブ「千葉ジェッツ(現:千葉ジェッツふなばし)」を創設し、経営者として地域密着型スポーツビジネスの先駆けとなる事例を築き上げる。以降、サッカー(アビスパ福岡)、バレーボール(NECレッドロケッツ川崎)、ラグビー(NECグリーンロケッツ東葛)、卓球(木下テーブルテニスクラブ)など複数のプロチームの経営改革を行い、チーム経営の安定化と地域活性の両立モデルの実装を行う。

文化芸術分野では、久石譲が音楽監督を務める公益財団法人日本センチュリー交響楽団の代表理事として、オーケストラ経営の改革に従事。事業体制の見直し、リブランディング、財務体制の再構築などにより、自主収入の拡大とブランド力強化を進めている。さらに、若手演奏家の海外留学支援基金の創設など、次世代支援・地域共創を軸にした取り組みなども行っている。

指導方針

授業を通じて以下3点の修得を目指します。
(1)エンターテイメントビジネスの基礎知識の習得とお金の流れを含めたビジネス構造を理解する
(2)経営側の視点でプロジェクト企画を実行することで皆さんが身を置こうとしている業界の全体像を把握する
(3)自分のキャリアビジョンと短期中期長期目標を設定し、自己実現のための行動計画を作成する

皆さんがそれぞれ目指している業界は単なる娯楽ではなく、ビジネス活動として行われています。
どのような契約に基づき、どのような流れで皆さんの報酬になるのかをしっかり理解しておかなければ将来苦労することになりかねません。
よって、まずエンターテイメント業界全体のビジネス基礎知識と経営サイドの視点を理解することでビジネス構造を捉えていきます。
その上でひとりひとりがどのようなキャリアを選ぶのかを真剣に考え、目標を立ててキャリアプランとそれを実行する行動計画を作成していきます。
授業では、エンターテイメント業界を理解し、その上で自分自身を見つめ直すことで将来自分がどのようなキャリアを歩むべきか今一度考えることができます。
一緒に将来に向けてのキャリアプランと行動計画を作成していきましょう!