教員・指導陣紹介Faculty Member

沼田 園子 Sonoko Numata

[弦楽器]ヴァイオリン

現在の活動

各地でのソロリサイタル、カルテット・プラチナム、ファイン・デュオ(Pf 蓼沼明美とのデュオ)、音楽祭の講師。CD録音、海外公演。

略歴

東京藝術大学弦楽科を首席で卒業。同大学院博士課程単位習得。パガニーニ生誕200年祭国際コンクール第3位、マリア・カナルス国際コンクール、ヴァイオリン、ピアノ二重奏部門第2位、アルベト・クルチ国際コンクール第5位それぞれ入賞。日本音楽コンクール作曲部門における演奏に対してコンクール審査委員会特別賞、アール・レスピランのメンバーとして中島健蔵賞受賞、静岡県文化奨励賞を受賞。

1990年より25年にわたり水戸室内管弦楽団の常任メンバーとして活躍。ソリストとして国内主要オーケストラ、海外のオーケストラとも共演するほか、コンサートミストレスとしても客演。国内外の音楽祭にそれぞれ演奏家、講師として招待される。ロンドン、パリ、プラハ、ワルシャワ、ミュンヘン、クレモナなど、ヨーロッパ各地での演奏会においても大変好評を得る。各ホール主催企画のコンサート出演や、ファイン・デュオとしてのリサイタルを全国各地にて開催し、内外の一流演奏家とも共演するなど、室内楽においても常に高い信頼を得ている。2015年弦楽四重奏団、カルテット・プラチナムを結成。

CD日本の響Vol.1, 2, 3, 4「悲歌」「哀愁の日本」「妖精の距離」「日本人女性作曲家の作品の系譜」(全4枚)をカメラータ・トウキョウより、ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲(全4枚)をアート・ユニオンよりリリースし各雑誌にて絶賛される。

現在、洗足学園音楽大学教授。

指導方針

ヴァイオリニストはソロ、アンサンブル、オーケストラと広範囲なレパートリーをこなしてゆく能力を要求される。ヴァイオリニストとしての基礎トレーニングを土台に、一人一人の個性に応じた舞台人としてのたたずまいと自負を持てるよう、そのための具体的な技術指導をしてゆきたい。

研究実績

種別 名称(著書、論文、演奏活動等) 単/共 発行又は発表の年月(開催日時) 発行・発表雑誌、場所等の名称 概要
演奏会 水戸室内オーケストラ 1990年~2015年 水戸芸術館 第1回公演より主要メンバーとして在籍
ヨーロッパ公演含む
演奏会 ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ
全曲録音記念
演奏会シリーズ
2012年~2014年 横浜みなとみらいホール
全国8か所
主催 横浜みなとみらいホール
Pf:蓼沼明美
全曲CD録音 アート・ユニオン
演奏会 カルテット・プラチナム 2015年~ 東京文化会館他
全国11都市での公演
年2回の定期公演
Vn:野口千代光、Va:大野かおる、Vc:菊地知也
演奏会 日経アートアカデミア
「ベートーヴェンと現代Ⅲ」ネット配信用演奏
2020年12月 日本経済新聞ホール Pf:蓼沼明美
演奏会 ファイン・デュオ
結成35周年記念
第23回演奏会
2021年10月 東京文化会館他 カメラータ・トウキョウより
CD(1995年~2016年)
日本の響Ⅰ「悲歌」Ⅱ「哀愁の日本」Ⅲ「妖精の距離」Ⅳ「日本人女性作曲家の系譜」をリリース