教員・指導陣紹介

富川 勝智 Masatomo Tomikawa

[ワールドミュージック]クラシックギター
[クラシックギター]クラシックギター

現在の活動

クラシックギタリストとして独奏からアンサンブルまで幅広く活動している。通常のクラシックギターを用いた演奏はもちろん、19世紀ギターやテルツギターを用いた演奏も行う。その正確な音楽解釈と斬新なプログラム、ギター本来の音色を重視した演奏スタイルで定評を得ている。
ギター史やギター奏法史の研究も行っており、クラシックギター専門誌へ数多くの寄稿を行う。作曲家アルベニスやグラナドス、ファリャとの同時代のギタリストとの関わりなどが専門分野である。公益社団法人ギター連盟主催のギター史の講習会などでも講師を務めている。
東京渋谷にて「富川ギター教室」を主宰。アマチュアからプロまで幅広い生徒を集めているが、プロ養成機関としての実績が評価されており、数多くの専門家、コンクール入賞者を多く輩出している。また長野県松本など地方でのレッスン会も有志によって運営されており、その教授法の的確さが全国的に評価を得ている。毎年、安曇野市にて開催されているギター講習会「あづみ野ギターアカデミー」には全国から本格的なギターレッスンを求める専門家志望の若者達が集まってきている。
ヤマハやシンコーミュージックなどでギターソロのアレンジなどの出版物多数。作曲や編曲の方面でもクラシックギターの書法を熟知したギタリストとして高く評価されている。
東京国際ギターコンクールやアンドレス・セゴビア国際ギターコンクールなど国内外のコンクールで審査員として招聘されている。
(公社)ギター連盟正会員及びユベントス会会長。現代ギター社GG学院講師。井桁ギター教室講師。

略歴

クラシックギターを佐藤佳樹、手塚健旨に師事。上智大学外国語学部スペイン語学科卒業後、ホセ・ルイス・ゴンサレス氏の招きによりスペインへ留学。彼のもとで2年間研鑽を積む。その後バルセロナ・ルティエール音楽院にてアレックス・ガロベー氏に師事。国内外のコンクールで優秀な成績を納める。2000年に帰国。その後、渋谷に「富川ギター教室」を主宰。後進の指導にあたりながら、積極的に演奏活動を行っている。

指導方針

クラシックギターの歴史は長く、奏法や音楽観の変遷をしっかりとふまえながら学習しなければなりません。中でも、タレガ~セゴビア~現代に至るまでの奏法や音楽書法の変化を一般音楽史との知識をふまえながら正しく捉えることは必須です。私の知識や経験を活かしながら、クラシックギターの全体像と現在のあるべき姿をレッスンを通じて伝えていきます。
また専門家してやっていくためには、仕事としての(社会人としての)ギタリスト像を固める必要があります。生徒さん各自の個性を見極めながら、社会との接点をどのように築いていけるかを探していくのも教師としての役目であると思っています。大学という場は社会とどのように関わるかを学ぶ場でもあります。音楽家と社会人は乖離した観念ではありません。忘れがちなこの観点をしっかりと伝えて行けたらと思っています。