教員・指導陣紹介Faculty Member

松浦 真沙 Masa Matsuura

[作曲]合唱

現在の活動

声楽、室内楽、管弦楽作品の作曲や編曲、アンンサンブルピアニストとして伴奏や室内楽の共演など。

略歴

 桐朋学園大学音楽学部演奏学科(声楽専攻)卒業。同大学研究科(作曲専攻)、アンサンブル・ディプロマコース(ピアノ専攻)修了。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科および室内楽科修了。吹田音楽コンクール(作曲部門)、奏楽堂日本歌曲コンクール(作曲部門)、日本モーツァルト音楽コンクール(ピアノ部門)などにて入賞。作曲を石島正博、金子仁美、原田敬子、ピアノを今泉紀子、大崎かおる、小澤英世、ゴールドベルク山根美代子、星野明子、初見および伴奏法をJ.ケルネル、今村央子、山洞智、声楽を名古屋木実の各氏に師事。
 東日本大震災犠牲者追悼のための「レクイエム」(2012/パナムジカ)をはじめ、サクソフォーンアンサンブルのための「サイトキネシス」「灯夜」、その他器楽曲や声楽曲など、作品は日本国内だけでなくヨーロッパ諸国やアメリカなどでも演奏されており、2018年に開基1080年を迎えた大本山成田山新勝寺の記念奉讃歌(混声四部合唱)も手がけた。また2023年3月に発表した「~読譜力・初見力を身につける~サクソフォーンのための40のエチュード」および同エチュード別冊「40のエチュード-–2本のサクソフォーンによる–」(Arimusique)はおよそ1ヶ月で初版分が完売となり増刷となったほか、7月には全音楽譜出版社より 「ドリーミング・ストーン」(アルトまたはテナーサクソフォンとピアノ、ユーフォニアムとピアノの2冊)が出版されている。
 またアンサンブルピアニストとして内外の著名な演奏家との共演を重ねているほか、国際サクソフォーンコンクール、浜松国際管楽器アカデミーなどで公式伴奏者も務めている。Fontecより、有村純親(Sax.)とのアルバム「ロマンス」(レコード芸術誌特選盤)、「トロイメライ」をリリース。
 東京芸術大学、上田女子短期大学非常勤講師を経て、現在洗足学園音楽大学講師。

指導方針

今その学生に何が必要なのかを見極め、よくコミュニケーションを取りながら、学生が目指すものを実現できるようサポートしていきたい。