教員・指導陣紹介Faculty Member

金井 公美子 Kumiko Kanai

音楽教育
[一般科目]教職等

現在の活動

日本音楽教育学会、日本学校音楽教育実践学会、東洋音楽学会に所属。
大学を拠点とし、地域と学校との連携を図る活動を重視し、教育内容及び方法と教材開発の研究を中心に活動。主に近隣小学校と大学生の協働による地域のお囃子演奏や大学生と共に介護施設への訪問演奏など、音楽を通して、地域・社会貢献を積極的に行っている。
音楽教育研究Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、音楽教育総合講座、教職ピアノ実習1~6、さらに音楽の指導者・演奏家を育てるための演奏会実習を担当し、近隣学校園や地域との連携により、現場との協働に尽力している。また、教職を目指す学生の進路や生活アドバイザーとして意欲的に活動。教員養成実技指導により多くの教員を輩出している。

略歴

(学歴)洗足学園音楽大学音楽学部声楽科卒業。横浜国立大学大学院教育学部音楽教育専攻修了。神奈川県新人演奏会出演。
(職歴)横浜国立大学教育学部附属中学校、洗足学園音楽大学附属高校(普通科・音楽科)、神奈川県立高等学校非常勤講師を経て、現在は、洗足学園音楽大学・大学院教授。

指導方針

基礎・基本を忠実に、しかも向上心を持たせ、意欲を高めるための指導を心がけている。

教育現場における実践力を身に付けるための技術力、知識力、指導力、コミュニケーション力、授業プログラムから授業の工夫につなげる能力などを重視している。学生自らが能動的に行動し、自己肯定感を高め、学生同士がそれぞれの能力を認め合う指導を心がけている。また、教職関連では、音楽的な能力の向上のみならず協調性、責任感、積極性、持続性を課題とし、これからの未来を担う人材の育成に努める。

研究実績

種別 名称(著書、論文、演奏活動等) 単/共 発行又は発表の年月(開催日時) 発行・発表雑誌、場所等の名称 概要
論文 小学校4年生を対象とした「篠笛」を用いた「音楽づくり」の可能性-地域活動との連携を目指して 2014年4月 『学校音楽教育研究』 第18巻 日本学校音楽教育実践学会紀要 pp.195-196

学会発表

地域の協働と学内連携 2015年11月 洗足音楽表現教育研究会第5回SeMEESフォーラム
研究発表(於洗足学園音楽大学)
金井公美子・澤田篤子・神蔵幸子

論文

教員養成における音楽的思考育成のための一考察―中学校歌唱共通教材の《赤とんぼ》を教材として- 2023年1月 『洗足論叢』第51号   洗足学園音楽大学 金井公美子・小松祥子
演奏会 LITTLE MUSIC
チャリティCONCERT
2022年3月 長浜ホール 企画・構成、編曲、運営、出演
第1部は出演者全員による音楽メドレーを創作し、今回は「ボレロの楽しみ方」をテーマとしている。演奏形態を変容させそれぞれの楽曲を繋ぐためのアレンジを施し、協働で創り上げていく企画である。第2部以降は独奏または重奏。毎年リピーターの観客も多く。毎年チャリティコンサートとして定着している。
審査員 横浜新人演奏会オーディション   2020年2月 ハタ楽器菊名コンサートホール 横浜音楽協会主催で第91回横浜新人演奏会オーディションにて、声楽部門審査員を務める。