教員・指導陣紹介Faculty Member

吉岡 次郎 Jiro Yoshioka

[管楽器]フルート

現在の活動

現在の活動 ソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者としての演奏活動。後進の指導。

略歴

東京都出身。武蔵野音楽大学卒業後、1999年スイスに留学。2002年バーゼル音楽大学大学院にて、国家演奏家資格を最優秀の成績で取得し卒業。在学中ジュネーヴにて、現代音楽専門の室内オーケストラ「Ensemble Contrechamps」のメンバーとして演奏会に参加。2002-03年バーゼル交響楽団研修団員。その後カールスルーエ音楽大学にて室内楽を学ぶ。2004年帰国。
第12回日本フルートコンヴェンションコンクール・ピッコロ部門第2位、第3回東京音楽コンクール木管部門 最高位入賞(1位なし2位)。
津田ホール、東京文化会館、オペラシティ、パリ・サンマルセル教会他、国内外で定期的にソロ・リサイタルなどの演奏活動を行う。
協奏曲のソリストとしてこれまでに名古屋フィルハーモニー交響楽団 (2006年ニールセン / フルート協奏曲)、東京フィルハーモニー交響楽団 (2007年イベール / フルート協奏曲)、日本フィルハーモニー交響楽団 (2011年モーツァルト / フルートハープのための協奏曲)、N響有志オーケストラ(2011年C.P.E.バッハ、ジョリヴェ他、2017年C.P.E.バッハ他)、等と共演。
2008-09 神奈川フィルハーモニー管弦楽団契約首席奏者。2010-11年度 (財)地域創造「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティスト。2011年シュニーダー作曲「フルートと打楽器のための協奏曲」を日本初演。2015年F.レングリ氏とデュオ・リサイタルを開催。2017年尹伊桑(ユン・イサン)生誕100年記念の誕生日にフルート協奏曲を特別編成オーケストラと共演、並びにカール・ヴァインのフルート協奏曲「笛は夢見る」を日本初演。2018年ニューヨーク、カーネギーホール・ウェイルリサイタルホールにてソロリサイタルを開催。2019年ウィーン楽友協会ブラームスザールにてライネッケのフルート協奏曲をウィーン在住奏者による特別編成オーケストラと共演。また室内楽の演奏活動は常に稼働しているが、近年では自身の「吉岡次郎室内楽シリーズ」と銘打ち数多くの優秀な奏者達と共演をしている。コロナ禍の2020年からは無観客の無伴奏フルートリモートライヴや、紀尾井フォーラムにて、アスピダコンサートシリーズと銘打ち、徹底した感染対策の元、少人数動員のコンサートを開催している。
これまでに6枚のCDアルバム「マンハッタンの風」、「ドビュッシー×ラヴェル”双璧の風”」、「疾風怒濤(ライヴ録音)」、「アシュグの唄」 、「ソナチネ」、「ジャンジャン:フルートのための近代音楽エチュード」をリリース。
フルートを白尾 隆、フェリックス・レングリ、笠井 潔、レナーテ・グライス=アルミンの諸氏に師事。
桐朋学園芸術短期大学音楽専攻、洗足学園音楽大学講師。(公財)千葉交響楽団、シアターオーケストラトーキョーフルート奏者。
www.jiroyoshioka.com

指導方針

音楽を少し先に始めた先輩として、これまでの経験で得たものを、またこれからさらに研鑽を積んだことを還元して指導いたします。どのようなレヴェルでも基礎を顧みるということを大事にしています。