教員・指導陣紹介Faculty Member

甲斐 栄次郎 Eijiro Kai

声楽

略歴

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。文化庁オペラ研修所第11期修了。2002年、イタリアにおいてリッカルド・ザンドナイ・コンクール第3位、ティト・スキーパ・コンクール第1位入賞。1999年から文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークへ、2002年から五島記念文化財団の助成によりボローニャへ留学。2003年、ウィーン国立歌劇場の専属ソリスト歌手として契約。その後10年間にわたり42役で336公演に出演。トーマス・ハンプソン主演「シモン・ボッカネグラ」においては、暗殺者パオロを緻密に表現、存在を深く印象付け、同役で、レオ・ヌッチ、プラシド・ドミンゴとも共演。エディタ・グルベローヴァとの共演で、歌唱、演技共に高い評価を得たノッティンガム公爵(ロベルト・デヴェリュー)をはじめ、エンリーコ、ベルコーレ、シャープレス、マルチェッロ、レスコー役等、特にイタリア・オペラ作品において高い評価を得る。N響「第九」をはじめ、各地で「第九」、「ドイツ・レクイエム」等のソリストとしても活躍。著書「ライカで綴る古都ウィーン」(アートデイズ刊)。東京藝術大学准教授。聖徳大学客員教授。日本声楽アカデミー会員。二期会会員。

指導方針