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東日本大震災への支援活動/対応

2月27日、28日に「宮古市復興支援公演」を開催しました。

2015.03.13

2月27日(金)宮古市立津軽石中学校 音楽鑑賞教室
2月28日(土)宮古市民文化会館 復興支援コンサート

 2月27日(金)~28日(土)、岩手県宮古市を演奏会実習・延原ゼミの8名が訪問し、市立津軽石中学校体育館と宮古市民文化会館中ホールにおいて、宮古市出身のゼミ卒業生大久保茉美さんをゲストに迎えコンサートを行いました。
 津軽石中学校は本学卒業生の青山倫子さんが教鞭をとっており、宮古市民文化会館は津波で流され2014年12月にリニューアルオープンしたことをお祝いし、宮古市の方と心のゆとりのひとときを演出するべく、2013年に作曲された復興応援曲「これがわたしのすべきこと」(延原正生作曲)の演奏を含む今回の企画を立てました。
 この企画を進めていくうえで、宮古市の全面的なサポートやリアス観光株式会社の協力をいただきました。
宮古ハーバーラジオや広報みやこには事前告知をしていただき、NHK盛岡放送局には津軽石中学校の鑑賞教室を翌日のニュースに取り上げていただきました。
宮古市民文化会館の復興支援コンサートには宮古市長が駆けつけて下さり、翌日には岩手日報紙や宮古市広報誌に記事として採り上げられました。また、リアス観光バスは6台のバスを配車、田老地区、山田地区の仮設住宅からのお客さま約100名と、市内小中学校からのお客さまを送迎していただき、315名の方に集まっていただくことができました。
 津軽石中学校の公演では、復興支援曲を含む9曲を演奏しました。途中、楽器紹介やアニメ「妖怪ウォッチ」より「ようかい体操第一」で中学生に一緒に踊ってもらうなどの交流の場を入れながら、クラシックの室内楽曲を心を込めて演奏しました。最後には、生徒から御礼の言葉と合唱のお返しをいただきました。校長先生、副校長先生、青山先生にもご好評いただき、帰る際にはお見送りまでしていただきました。
 宮古市民文化会館では、2曲追加して全11曲、2時間のコンサートを行いました。終演時には「ブラボー」ならぬ「ありがとう!」の声がかかり、帰り際にも聴衆の皆さんからたくさんの温かい言葉をいただきました。
 音楽を通した心の触れ合いを直接感じることができ、学生にとっても貴重な経験となりました。

延原正生

【延原ゼミ参加学生】
大久保茉美(ゲスト/卒業生オーボエ)
末次実玲(4年ピアノ)
武田杏奈(4年ヴァイオリン)
田村真那実(4年ピアノ)
松田知大(4年サックス)
池田葵(3年サックス)
奥積すなお(3年トロンボーン)
南雲愛里(3年サックス)
西村麻衣(2年サックス)