「第2回音楽教育コース ソロ・コンサート」が盛会のうちに終演

佐藤昌弘（本学学教授　音楽教育コース統括）

　本学シルバーマウンテンB1にて、2月25日(土)14時開演の「第2回音楽教育コース ソロ・コンサート」が盛会のうちに無事終演しました。この演奏会は、音楽教育コース生一人一人の日頃の研鑽の成果発表として、本コース生たちが自らの研究と演奏を披露するものです。昨年に開催しました「第1回音楽教育コース ソロ・コンサート」は本コースの自主企画でしたが、今年度の第2回から晴れて大学主催演奏会として開催することとなりました。本公演は、第1部が4年生による卒業論文発表、第2部の1～3年生のソロ・コンサートでした。卒業間近の4年生たちそれぞれの卒業論文は、音楽教育の専門領域研究における4年間の集大成です。公演当日は各自パワーポイントを用いて、論文要旨をプレゼンテーションし質疑応答をしました。ソロ・コンサートでは1～3年生が、各自希望の演奏分野により、ピアノ独奏12演目、独唱11演目、管楽器演奏3演目を、華やかな出で立ちをもって精一杯の熱演で披露しました。ご来場頂きましたお客様におかれましては、長時間にわたりまして、最後まであたたかい拍手で学生たちにエールをお送り頂きましたこと、この場を借りまして厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。

１．井原 香里
人間的成長に果たす音楽の役割と方途 ―マーセルの音楽教育論の検討を中心に

２．黒木 奈津美
　 特別活動における校内合唱コンクールの果たす意義
―雑誌『教育音楽』過去10年の記事からみる教師の認識を中心に―

３．宿久 舞希
学習内容を明確にした読譜指導―「読譜力」を育むために―

４．高山 若葉
　 　小学校低学年における児童が意欲的に取り組める器楽指導
―能力差に応じて目的を持てる授業を目指して―

１．岩瀬 滉生（2年、ピアノ）
S.ラフマニノフ／前奏曲ト短調Op.23-5

２．平野 真悠子（1年、ピアノ）
W.A.モーツァルト／ソナタ第11番ニ長調K.331より 第1楽章

３．中嶋 瑛美 （2年、ピアノ）
　 F.ショパン／ポロネーズ第3番イ長調Op.40-1《軍隊》

４．星野 駿 （3年、ピアノ）
三善 晃／《海の日記帳》より第15曲〈沈んでいった鍵盤〉

５．川原 光季 （2年、クラリネット）ピアノ伴奏：新舟 由希江
G.フォーレ／シチリアーノ
６．堀 紗由美 （1年、ソプラノ） 伴奏：相谷 真裕子
G.プッチーニ／ オペラ《ジャンニ・スキッキ》より〈私のお父さん〉

７．太田 守 （2年、テノール）伴奏：大和田 綾子
F.P.シューベルト／音楽に寄せて

８．吉村 美咲 （2年、ソプラノ）伴奏：西川 麻里子
W.A.モーツァルト／オペラ《ドンジョバンニ》より〈ぶってよ、マゼット〉

９．永田 萌香（3年、ソプラノ） 伴奏：高山 若葉
G.ヘンデル／オペラ《エジプトのジュリアス・シーザー》より〈この胸に息があるかぎり〉

１．田中 広輝 （1年、ピアノ）
C.ドビュッシー／《ベルガマスク組曲》より第3曲〈月の光〉

２．木村 文音 （1年、ピアノ）
W.A.モーツァルト／ソナタ第11番イ長調K.331より 第3楽章

３．大和田 綾子（2年、ピアノ）
M.ラヴェル／ソナチネ より第1楽章

４．山田 遥香 （3年、ピアノ）
F.ショパン／マズルカOp.7-1変ロ長調

５．石川 敦也（1年、テノール） 伴奏：日上 敬愛
F.ガスパーニ／貴女への愛を捨てることは

６．寺田 真理 （2年、ソプラノ）伴奏：豊岡 穂高
W.A.モーツァルト／すみれ

７．胃甲 征也 （1年、バリトン） 伴奏：小林 智亜貴
A.スカルラッティ／すでに太陽はガンジス川から

８．野中 未来（2年、ユーフォニアム） 伴奏：岩瀬 滉生
　 R.ラヴラント／ユー・レイズ・ミー・アップ

１．田中 哲史 （1年、アルト・サクソフォーン）伴奏：小林 智亜貴
J.ドゥメルスマン／ファンタジー

２．前田 望（1年、ピアノ）
M.ラヴェル／《鏡》より第4曲〈道化師の朝の歌〉

３．豊岡 穂高 （2年、ピアノ）
L.V.ベートーヴェン／ピアノソナタ第7番二長調Op.10-3より 第1楽章

４．里舘 茉子 （3年、ピアノ）
W.A.モーツァルト／ソナタ第8番イ短調K.310より 第1楽章

５．水谷 歩夢 （3年、ピアノ）
J.シベリウス ／10の小品Op.24 より第4曲〈ロマンス〉

６．坂本 雄基 （3年、バリトン） 伴奏：大熊 真帆
小林 秀雄／落葉松

７．後藤 優希（1年、ソプラノ） 伴奏：田中 広輝
G.ロッシーニ／約束

８．菅原 亮平 （3年、バス）伴奏：林 葉月
滝 廉太郎／荒城の月

９．鈴木 菜津美 （2年、ソプラノ） 伴奏：岩瀬 滉生
G.プッチーニ／ オペラ《ジャンニ・スキッキ》より〈私のお父さん〉