授業紹介

目標に合わせて幅広く学ぶ

本コースでは、撮影、編集、録音などの映像制作に必要な技術のほか、シナリオ制作、WEB制作、デザインなど、企画や表現、発信に必要な技術を幅広く学ぶことができます。 また、音楽大学の強みを生かし、ソルフェージュや和声学などの授業を履修することで音楽の知識を深めたり、副科実技として他コースの実技レッスンを履修して、楽器演奏や作曲などを学ぶことができます。
このように、目指したい方向性に合わせてカリキュラムを自由に組むことができ、将来の可能性を広げることができます。

映像制作のワークフローをすべて学ぶことができます。

映像作品の制作に関わるすべての工程を経験することで、企画構成をはじめ、撮影や編集など、映像ディレクターに求められるあらゆる能力を身に着けることができます。

中学・高校の「音楽」の教員免許の取得が可能

本学では教職課程を履修し、所定の単位を取得することで、卒業と同時に「中学校教諭一種免許状」、「高等学校教諭一種免許状」のいずれか、または両方を取得することができます。

主なカリキュラム

1年次・2年次は映像制作に関する実技面に加えて、映像理論、アニメーション、デザインなど、多くの表現方法を学びます。3年次・4年次は、専門分野に分かれて3つの専門科目から授業を選択し、専門性を追求します。

  • メディア制作研究

    カメラワークなどの撮影技術と、映像素材を用いて編集する技術を主に学びます。また、撮影した映像素材の色調を思い描くイメージに合わせて補正するカラーグレーディングを並行して学びます。

  • 映像制作論

    映像制作に関する理論、アニメーションに関する理論など、多くの理論を学び、映像制作の基礎力を高めます。また、カメラの原理をはじめとした映像に関する理論、そして演出やライティングを並行して学ぶことで、総合的な制作力を高めていきます。

  • 音響制作論

    アフターレコーディングをはじめとした録音や整音など、音響に関わるテクニックを学び、いわゆるMA業務を総合的に修得します。MAや立体音響分野に対応した最先端の設備を使用し、実際の制作現場と同じ環境で映像制作における音作りを研究することができます。

幅広い将来像

プロデューサー、ディレクター(映像、TV 番組、CM)、映像エディター、カラリスト、映像カメラマン、MA エンジニア、録音技術者、WEB デザイナー、WEB プログラマー、グラフィックデザイナー、演出家、シナリオライター 他