教員・指導陣紹介Faculty Member

安永 修章 Nobuaki Yasunaga

[一般科目]キャリアデザイン

現在の活動

TikTok Japan 執行役員・公共政策本部長(日本・韓国・台湾担当)

日本・韓国・台湾地域におけるTikTokの公共政策および政府渉外活動を統括。中央省庁・地方自治体・国会議員・規制当局との対話を主導し、政策課題への対応と信頼関係構築を進めている。
また、TikTokクリエイターと連携した自治体の観光振興プロジェクト、教育機関とのデジタル教育連携、若年層向けの選挙教育プログラムなど、多様な公共政策プロジェクトの企画・実行をリードしている。

略歴

1977年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了(芸術学・MBA)。在学中は早稲田大学演劇研究会に所属し、東京オレンジ(横山仁一氏、堺雅人氏らが所属)にて舞台芸術を学ぶ。
2009年より米国ワシントンD.C.のシンクタンク「日米研究インスティテュート(USJI)」にマネージャー兼リサーチャーとして勤務し、日米関係や公共政策に関する調査研究・戦略企画に従事。帰国後は米国NPO「米日カウンシル」にて渉外担当ディレクターを務め、政府・企業・市民社会をつなぐ交流事業や政策対話の推進に携わった。
2017年1月、Uber Japanの政府渉外・公共政策部長に就任し、日本における公共政策戦略およびロビイング活動を統括。2018年10月からは事業戦略部長としてモビリティ事業の戦略策定を担当した後、2019年に退職。
その後、American ExpressおよびGoogle Japanなど外資系企業において公共政策部門のリーダーを歴任。2024年2月よりTikTok Japan 執行役員・公共政策本部長として、日本・韓国・台湾における公共政策および政府渉外を統括している。

指導方針

ショート動画時代における情報発信力と表現力を育成することを目指し、TikTokをはじめとする各種プラットフォームの活用方法を軸に、デジタル社会における情報発信、コミュニティ形成、政策的課題について多角的に学びます。
併せて、クリエイターやパフォーマーとして活動する際に欠かせない法律・会計・ビジネスの基礎知識、さらにはプラットフォーム運営に関連する規制、安全性(Safety)、ガバナンスの視点も取り上げ、持続可能かつ責任ある創作活動のための素地を養います。
授業では、現役のトップクリエイターやエンターテインメント業界の専門家をゲスト講師として招き、最前線の知見に触れられる機会を提供します。学生一人ひとりの興味や目標に寄り添い、在学中から卒業後のキャリア形成までを見据えた、実践的かつインタラクティブな学びの場をつくることを指導方針としています。