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ONKAN Presents DANCE with IWAO FURUSAWA T4

2025.11.10

10月3日(金)、前田ホールにて「ONKAN Presents DANCE with IWAO FURUSAWA T4 」を開催しました。多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

 

公演名:ONKAN Presents DANCE with IWAO FURUSAWA T4
日時:2025年10月3日(金)18:00開演 (17:30開場)
会場:洗足学園 前田ホール
出演:
Violin:古澤 巖
Piano:松浦 真沙
Tenor Saxophone:有村 純親
Electric guitar:石川 晴道(学3)R&Pコース
Dance:ダンスコース学生
プログラム:
A.ヴィヴァルディ:「四季」より『冬』
アレックス・クルス:Hollow Point Cantus
アレックス・クルス:APEX

 

古澤巖先生のヴァイオリンとダンスコースによる異次元ステージを音楽環境創造コースの学生たちが総力を挙げてお届けしました。古澤先生の迫力あるヴァイオリンの音色に合わせて、ダンスコースの学生26名も、迫力ある多彩なダンスを前田ホールのステージで披露しました。音楽環境創造コースの学生は、音響、照明、舞台、制作、演出、映像プロジェクション、配信など教員の指導の下、全力で取り組みました。

 

ダンスコース3年 両角玲音さん (ストリートダンス専攻)にコメントをいただきました。

私にとって二度目となる古澤巌先生との「音環環境創造コース コラボ公演」でしたが、古澤先生をはじめとする、プロの舞台でご活躍されている先生方の生演奏で踊らせていただくことは、私たちダンスコース学生にとってとても貴重な機会であり、独特の良い緊張感に包まれながら日々のお稽古に励んで参りました。
昨年は出演経験のある先輩方に引っ張っていただき必死に食らいついていた私ですが、今年は学年が一つ上がった分、個人の魅せ場も増やしていただき、『APEX』のリーダーも務めさせていただきました。
生演奏だからこそ、お稽古も、もちろん本番でも、毎回全く同じ演奏になることはなく、私たちダンサーも生演奏の音を聴いて踊っているため、毎回同じパフォーマンスになることはありません。
その中でどう魅せれば一体感が生まれるのか、それぞれの作品のコンセプトが表現できるのか、ダンスコースの先生方と何度もお稽古や反省会を重ね、より良い作品にしていくことにとてもやり甲斐を感じました。
今回の公演では本番直前に急な変更点がありました。ですが、約3ヶ月間、ダンサー一人一人が本公演に真剣に向き合ったからこそ、急なトラブルにも動じず、良い公演にすることができたと思っております。
年に一度、前田ホールに一体感が生まれ、お客様の温かい拍手に包まれるこの公演が私はとても大好きです。
本公演で学んだことを今後の自分自身の踊りにも活かしていこうと思います。

 

ダンスコースの学生は、第一線で活躍する講師陣の指導の下、様々なジャンルのダンスを幅広く学び、ダンスコースの公演や他コースとのコラボ企画に加えて、映画出演、川崎フロンターレの試合会場でのパフォーマンスなど多くのステージへの出演を通して専門技術を磨いています。音楽に満ち溢れた環境において、従来の動き中心のダンススキルに加え音楽センスも身に付け、将来活躍できるダンススペシャリストを育成していきます。

 

音楽環境創造コース4年 川田 未桜さんにコメントをいただきました。

私は、この公演が始まった2022年の第1回から今年の第4回まで、全ての公演に参加させていただきました。

当時1年生の私にとっては初めての公演実習で、とても緊張したのと同時に、先輩方主導でこんなに大きな公演を作ることができるのだと感動しました。
初回公演では知識もなく、先輩方の足を引っ張ってしまうこともあり、とても悔しい思いをしたことを覚えています。
その悔しさから、毎回の公演への取り組み方を変えていきました。

第2回公演のときには、はじめて自分の成長を実感することができました。
前回の悔しさを同じ公演でリベンジできる機会はなかなかないので、私だけでなく、この公演に関わるみんなにとって、自分の成長を感じられる特別な公演になっていると思います。

そして4回目となった今年の公演では、照明チーフを務めさせていただきました。
憧れだった先輩方のようになれたかはわかりませんが、今までで最多人数だった照明チームで、無事に公演を終えることができました。
人数が多い分、目が届かない部分もあったり、うまく作業に入れないメンバーがいたりと、チーフとして多くの課題も見つかりました。
来年度のこの公演で再チャレンジできないのは少し寂しいですが、この経験を糧に、残りの学生期間でもさらに成長できるよう頑張っていきたいです。
4年間、素敵な公演に携わらせていただきありがとうございました。

 

音楽環境創造コースでは、音響、照明、制作、配信のスタッフを目指して「音響&制作」「照明&制作」「音響&配信」のように、2つの分野を同時に学んで行くことが出来ます。声楽、声優アニメソング、バレエ、クラシック、ミュージカル、ロック・ポップスなど様々なジャンルのスタッフワークを学ぶことができるのは洗足学園ならではの特徴です。

 

洗足学園音楽大学には音楽環境創造、ダンスなど19のコースがありますが、お互いに連携しながら新たな挑戦を続けています。コース間連携により舞台の出演やスタッフワークについて学生は在学中にたくさんの経験を積みながら表現力を磨いています。今後も様々な発表の場を用意し、プロフェッショナルな音楽家、舞踊家、ならびに音響、照明、制作、配信のスタッフ等の育成を目指してまいります。