教員・指導陣紹介Faculty Member

阿部 祥子 Shoko Abe

声楽

現在の活動

オペラ公演やミュージカルコンサートへの主演 、 声楽の個人レッスン 。
ミュージカルやオペレッタなどの演技・ダンス・歌唱 テクニック・指揮等の指導 、 楽曲の編曲 。 合唱指揮者 。
オペラへの出演のほか、 コンサートやオペラ公演の企画 、 スペイン歌曲やサルスエラの研究と演奏に力を 入れている。

略歴

東京学芸大学、同大学院、二期会オペラ研修所第60期マスタークラス修了 。
マドリッド高等声楽音楽院、サンティアゴ・デ・コンポステラ国際スペイン音楽講習会等にて奨学生として学び、モンポウ「魂の歌」ソリストに選抜される。 奨学生として受講した Danza y Musica Curso Manuel de Falla では、テレサ・ベルガンサ女史より、演奏を称賛された 。
スペイン音楽研究団体「コラソン・デ・ムシカ」では、モンポウ作品の日本初演。定期的にスペイン音楽 のソロリサイタルを開催し、次世代のスペイン音楽のスペシャリストとして活躍している。
オペラでは、ソプラノ・リリコ・レッジェーロとしての声質を活かし、「カルメン」フラスキータ、「愛の妙薬」ジャンネッタ、「椿姫」アンニーナ、「こうもり」アデーレ、「魔的」侍女1、「ラ ボエーム」ミミ、「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、「サンドリヨン」妖精の女王、「電話」ルーシー 、 「マ
ノンの肖像」オロールの各役等を演じている。
第33回ソレイユ音楽コンクール声楽部門入選。
第2回マルゲリータ・グリエルミ声楽コンクール一般歌手部門第1位優勝。
二期会スペイン音楽研究会会員、 会津演奏家連盟員、二期会会員、恵泉女学園オペレッタクラブコーチ 、スペイン音楽研究団体「コラソン・デ・ムシカ」会員、MOAアルバム企画副代表。南会津手づくりオペラ公演・音楽監督。
クラシック・ミュージカル等における歌唱・身体表現やダンス・演技指導などを通して若手の育成にも取り組んでいる。

指導方針

「歌」は、想いを伝える手段の一つです。レッスンでは、心や気持ちの乗った「歌」を届けられることを目標とし 、発声・心情・言語など様々な面からアプローチしていきます。
一人一人顔が違うように、声帯も身体の構造も少しずつ違います。伝統的なベルカント発声を軸とし、呼吸や筋肉 、心の状態などをよく見つめ、一人一人の身体的な構造や特徴に合わせたレッスンをしていきます。