世界のトップに立つクラリネット奏者のポール・メイエ(Paul Meyer)先生によるマスタークラスを11月17日(水)に開催しました。
メイエ先生は、1982年にフランス・ユーロビジョン・ヤング・ミュージシャンズコンクールに優勝して公式デビューされた後、クラリネット奏者としてフランス国立管弦楽団、パリ管弦楽団、BBCフィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団などの国際的に有名なオーケストラと共演されています。また、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団や東京佼成ウインドオーケストラなどで指揮者としても活躍され、2018年からはマンハイム室内管弦楽団の主席指揮者に就任されています。
メイエ先生に本学にお越しいただき、選抜された4名のクラリネット専攻の学生の演奏をタンギング、指使い、テンポ、柔らかさ、音質など演奏の表現力を高めるために細かくご指導いただきました。コーディネートは松本健司先生、伴奏を鈴木由紀子先生、通訳を大浦綾子先生にご担当いただき、マスタークラスの模様は、クラリネットの学生向けにオンラインで配信し、貴重なレッスンを学内で共有しました。また、レッスン終了後には、ポール・メイエ先生による世界一流のクラリネット奏者の演奏を披露していただき、学生は素晴らしい演奏を堪能することができました。
洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験積み重ねています。さらに、今回のようなオンライン特別レッスンの講師として世界でご活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。