大学院

【レポート】『コレペティトゥアによるオペラ研究 授業レポート』

2017.09.21
コレペティトゥアによるオペラ研究 授業レポート
大学院1年  ピアノコース 漆間夏希

大学院のピアノコースでは様々なジャンルの音楽、また修了後、音楽に関わる仕事をしていく上でそれぞれが学びたいことを自由に学べる環境が整っています。
その中でも私はコレペティトゥアという仕事に興味を持ち、日々勉強しています。
大学院では「コレペティトゥアによるオペラ研究」という授業があり、コレペティトゥアとして第一線で活躍されている服部容子先生にお越し頂き、実践的な授業が行われています。

  

今年度の授業では、モーツァルトのフィガロの結婚を取り上げ、レッスンして頂きました。
先生のレッスンは受けている学生はもちろん、聴講している学生に向けても為になることを多く教えて下さり、一人一人にあった的確な指導、そして指揮に合わせて弾く練習など、コレペティトゥアとしてなくてはならない技術を、分かりやすい表現でご指導下さいます。
レッスンを重ねる毎にコレペティトゥアとはオペラの稽古場ですごく大きな存在なんだなと実感します。
また9月25日より5日間、演出家のミヒャエル・ハンペ氏をお迎えし、声楽コースの学生と共に特別講座が開講されます。

  

そこでは、プロの現場と同様の稽古が行われ、その中に私達も参加させて頂くことになっています。学生のうちにこのような素晴らしい経験をさせて頂けることも洗足の大学院ならではのことだと思います。
服部先生をはじめとし、多くの先生方が関わって作り上げられる貴重な舞台に参加出来ることは自身が大きく成長できる機会であり、音楽に関わっていく中での糧になると思います。
最終日には前田ホールでの成果発表もあり、こちらはハンペ先生が曲目解説をして下さるという、私達にとっては夢のような贅沢な演奏会で、今からとても楽しみです!

皆様、是非とも前田ホールへお越しください‼︎


大学院プロフェッショナル特殊研究オペラ・パレット
《OPERA PALETTE》
〜ミヒャエル・ハンペ氏を迎えて〜
日時:2017年9月30日(土)  18:30開演(18:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール

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